天皇に対する忠愛の精神とは

神武天皇即位建都の大詔 「日本書紀」巻三 
自我東征 於六年矣 頼以皇天之威 凶徒就戮
雖邊土未清 餘妖尚梗 而中洲之地 無復風塵
誠宜恢廓皇都 規大壯 而今運屬屯蒙 
民心朴素 巣棲穴住 習俗惟常
夫大人立制。義必隨時。苟有利民。何妨聖造。
且當披拂山林。經營宮室。而恭臨寶位。以鎭元元。
上則答乾靈授國之德。下則弘皇孫養正之心。
然後兼六合以開都。掩八紘而爲宇不亦可乎。
觀夫畝傍山【畝傍山 此云宇禰縻夜摩】
東南橿原地者。蓋國之墺區乎。可治之。

神武天皇畝傍山東北御陵

神武天皇畝傍山東北御陵

我々が天皇を仰ぎ見て、尊敬し忠義の心を禁じないのは、何か?我々は天皇の肉体については、何も知らない。しかし、我々の天皇に対する忠愛の感情は、肉体的立所を越えて純粋なのであります。
日本民族が、古来より民族感情として醸成し来たところの尊き感情なのてあります。

日本民族はまず「一」にして主なる生命の根元を求め、それを天皇に移入したものでありますから、天皇は実は日本民族がその生命の本源と「中心」と崇拝する理想対象として「自己の内」にいましたまい、その理想が移入されて客観的なる天皇として現れたのであります。
そこに民族独立の悦びと希望の具体的中心を見いだすのであります

 

北面武士