あきれ果てる最強の官庁トップの往生際

セクハラ疑惑で週刊誌に報道されたものの、その疑惑を否定して辞任に抵抗していた財務省の福田淳一事務次官が、ようやく観念して辞任した

イメージ セクハラ

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ある意味、往生際の悪い辞任劇であった。

考えてみれば、仮にセクハラ疑惑が虚偽であれば週刊誌側にしても当然、名誉毀損の犯罪となるわけでそんなリスクを犯すわけがない。

告発に及んだ女性記者の言っていることが真実か、そうでないのか。また、持ち込まれた録音テープが真正なものか、十分に検討したはずである。

それを訴訟に訴えるとの当初の福田次官の発言を聞いた時、「この人は、世の中の動きや自分が置かれている状況が全く読めない人だな」との率直な思いがした。

それはどういうことかといえば、<セクハラの概念そのものが最近は拡大して従来の考え方とは変化しており、世の中も厳しく対応せざるを得なくなっている>ということである。

ちなみにアメリカでは、近年のセクハラの告発は「ミー・ツー(私も)MeToo」運動で、かつてなかったほどの広がりを見せ、ハリウッド映画界の大物プロデューサーなど多数の人間が辞任に追い込まれている。

今回のセクハラの告発者はテレビ局の記者のようだが、そうした世界的な流れの中で、告発したと考える方が正しいだろう。

官僚の皆さんばかりではありません。世の男性諸君、くれぐれもセクハラには気をつけるように。

単なる「言葉の遊び」などと考えていると大火傷をしますぞ!

               
北面武士