敬神(けいしん)生活の綱領(こうりょう)
神道は天地悠久(てんちゆうきゅう)の大道であって、崇高なる精神を培(つちか)ひ、太平を開くの基(もとい)である。
神慮(しんりよ)を艮(かしこ)み祖訓(そくん)をつぎ、いよいよ道の精華(せいか)を発揮し、人類の福祉を増進するは、使命を達威する所以(ゆえん)である。
ここにこの綱領をかがげて向ふところを明らかにし、実践につとめて以(もっ)て大道を宣揚(せんよう)することを期する。
一,神の恵みと祖先の恩とに感謝し、明(あか)き清きまことを以て祭祀にいそしむこと
一,世のため人のために奉仕し、神のみこともちとして世をつくり固め成すこと
一,大御心(おおみこころ)をいただきてむつび和(やわ)らぎ、国の隆昌と世界の共存共栄とを折ること