読書感想 君たちはどう生きるか?Ⅱ 北信の志士

人間としてあるべき姿を求め続ける…
コペル君とおじさんの物語。
出版後80年経った今も輝き続ける歴史的名著

ベルナール峠からアルプスを越える英雄ナポレオン

アルプスを越える英雄ナポレオン

6.ナポレオンと4人の少年

 ナポレオンの生涯は、本当のこんな人生を送ったおくった人がいるのかと普通では信じられないほど数奇な英雄の人生です。

 これ程ドラマティックな人生を送る事は、器の大きさが並ではできない、とても難しい事だと思います。
 数々の修羅場をくぐり抜け、凄まじい内面的な強さを持っていたのだと思いました。

日本が明治維新と共に封建制度を廃止して、四民平等となった時代に、初めて日本で民法が定められました。

その規範となったのが、ナポレオン法典(Code Napoléon)でした。

日本は、このナポレオン民法の中で目覚ましい、商工業の発達を成し遂げました。

今の日本のルーツの中に、ナポレオンがいると思うと何か感慨深いものを感じます。

彼の存在は遥か遠い異国の英雄だったというだけではなく、日本にとっても、そして私にとってもとても重要で繋がっていたのだと分かりました。

この章では、ナポレオンについて少し知る事が出来ましたが、彼の精神や人としての器は本当に、見習いたいです。

 

7・8雪の日の出来事

コペル君の同級生であるガッチンは、上級生達から目をつけられていました。
コペル君と2人の友達は、ガッチンがしばかれる事になったら、皆んなで守ろうと約束したのでした。

数日後のとある雪の日、4人が校庭で雪合戦をしていた時です。

ガッチンが上級生達に囲まれて、難癖をつけられていました。
それに気付いたコペル君と2人の友達は、約束通りにガッチンを助けにいきましたが、コペル君は恐怖のあまり動けず、友達がボコボコにされるのを見ているだけで終わるのでした。

自分のした事に対して悩んでいたコペル君に、おじさんは助言をしました。

この状況から先に進む為には、起きた事を思い返しても起きた結果を考えても、それを今更変える事はできないから、一度それらを考える事はやめないといけない

その時、やるべき事にまっすぐ進める様になる、と。

一度立ち止まってみると、やるべき事が見えるのは間違いない事だと思います。

私は以前営業の仕事をしていたのですが、考えている事がきちんと目的に向かっているかどうかは、その内容の持つ効果に大きく響いていると実感した記憶があります。

 

北信の志士

 

※ナポレオン法典と日本民法典制定
明治政府は、不平等条約の改正(治外法権の撤廃・関税自主権の回復)を目指したが、近代的な法制を欠くことが諸外国から問題視されたため、法典編纂が急務となった。
明治政府において法典編纂を主導したのは、江藤新平であった。
政府は、ヨーロッパ各国において法制の模範とされてきたナポレオン法典を参考にすることとした。


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