親子の読書感想 君たちはどう生きるか?  真介

知的好奇心旺盛な少年「コペル君」と、彼を亡き父親の代わりに見守る教養ある「おじさん」。
そんなふたりの心温まるやりとりを通じて、生きる意味を平易に、深く説いた青少年向け教養小説でなんと80年前に出版された歴史的名著がマンガ化された。
子ども、親、祖父母…
すべての世代で一番読まれている本らしいので、会員で回し読みをすることにした

羽賀翔一 画『漫画 君たちはどう生きるか』

羽賀翔一 画『漫画 君たちはどう生きるか』

この本始めに見ようとしたら10歳の息子に横取りされました(笑)。息子はテレビで紹介され知っていたそうで、ぜひ読んでみたかったそうです。

初めて知った事ですが、息子もいじめにあった事があったとのことでした。

息子の場合は軽いものだったらしく大きな心の傷として残っているようではありません。もしかしたら加害者側となった友人たちは単なる悪ふざけの延長で、「いじめ」の意識はなかったのではないかと思います。

しかし現実としては、息子にとっては「いじめ」だったのです。

そんな心の持ちようと解決する方法の入り口をこの本は導き出してくれているのではないでしょうか。息子は実体験している分、強い共感を持って読んだようです。息子にそんな本を与えられたことはうれしい限りです。

 そして私もやっと読み終わり、フッと前日の会話を思い出してしまいました。

同志方と話した内容は、「正しい歴史と日本人としての見識をもち次の世代に伝えることが大事である」でした。この本もそのツールの一つである事を強く思いました。

 本の感想は簡単に話せば、自分の事ばかりではいけない事であって、勇気が出せなく失敗しても、前に出る勇気そして思いやり、しっかり根を張って生きていかなければならない事だと書かれていました。

そしてこの本の中で足りない知識は、本と言う参考書を自分の生き方と照らし合せ答えを見つけてみた方が良いとも書かれていました。自分が感じたのは親として自分も次の世代に何か感じてもらえるような人間にならなければ、いけないと強く感じました。

小原 真介