昭和の日

昭和天皇の御心を心として

即位礼に臨む昭和天皇

即位礼に臨む昭和天皇

昭和の元号名の出典は五経の一つで、上は尭舜から下は秦の穆公(ぼくこう)にいたる政治史・政教を記した中国最古の経典「書経(尚書)」の一節
「百姓昭明協和萬邦(ひゃくせい、しょうめい、きょうわ、ばんぽう)」
昭は人々の徳を表し、和は「心和む」を表し、国民の平和と世界の共存繁栄を願ったものなのです。

昭和の御代、4月29日は昭和天皇のお誕生日であり戦前・戦中は「天長節」、戦後は「天皇誕生日」という祝日でした。
昭和64(1989)年の御崩御に伴い「みどりの日」と名称を改めそのまま祝日とされてしまいました。
「昭和」という文字を祝日として残して欲しいという国民の強い要望は、当時の野党の反対によって潰えたのでした。
「みどりの日」の名称も、昭和天皇が自然をこよなく愛され生物学者としてもご活躍されたことに由来しておりますが、やはり国民は昭和天皇を忘れがたく「昭和の日」への名称変更を願い続けたのでした。
2000年には、森喜朗内閣のもと法律改正案が国会に提出されましたが、森首相の「神の国発言」により衆議院が解散し、法案も流れてしまいました。
2002年、第一次小泉内閣のもとでも法律改正案が出ましたが、またしても衆議院の解散で流れてしまいました。
2005年、第二次小泉内閣によりついに「昭和の日」への名称変更の法律が成立し、2007年から「昭和の日」となったのです。

「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」