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大東亜大戦は侵略戦争であったのか?
 真実を読み解けば、アジア解放戦争であった!

日本は略奪搾取と虐殺を繰り返した悪逆非道な侵略国家であったのか?

答えはノーである。

むしろ東南アジアの植民地を欧米の列強国から解放し民族独立の道をつくったのである。

そして中国大陸におけるの内戦を終結の道標をつくり、アジア発展に寄与に多大の貢献した事も事実として見逃してはならない。

欧米の植民地を解放し、横柄に威張りくさっていた白人が哀れに命乞いする姿を見たアジアの民衆は、白人神話の崩壊を目撃し喝采したのである。


第一項 明治維新の奇跡

江戸時代の日本は、民度と教養文化は世界水準からみても高いものの主な産業もない農業国であり、政治体制は幕府中心の諸侯連合体であった為、西洋列強時代に対抗できる国家体制ではなかった。

黒船の襲来により、やむなく開国した貧弱な国が、明治維新という奇跡の改革により国民国家として生まれ変わったのである。

そして時の政府は全力で、万世一系の天皇を仰ぐ世界でも類例を見ない伝統ある国である誇りを国民に知らしめ、世界史の中でも稀有な大変革である明治維新を断行し、天皇親政による統一国家体制を作り上げたのである。

明治維新の成功それは神話の時代以来連綿として続いている天皇という日本の超伝統的な要素が、まず先端をきって近代化したためである。

(渡部昇一 日本の世紀の読み方)


「富国強兵」と「産業殖産」を理念目的に、西洋ヨーロッパが500年をかけた文化産業発展を、驚くことに日本は数十年で成し遂げてしまったのでる。

長年培われてきた東洋日本文化を西洋式に全て大転換、つまり丸ごと西洋になってしまったのである。

主には、藩により負担率が違う年貢から地租に課税改革し、憲法制定と議会制度を導入し、徴兵制を布き近代的常備軍を育成し、太陽暦を採用し学制整備し、そして身分制度までを一新し、近代国家としての富国強兵と殖産興業を成し遂げたのであった。

さらに日本人の凄さというか不思議さといえばよいのか、「文明開化」の名のもとに平安時代末期から千年以上続く髷(まげ)を落とし、総髪(ざんぎり頭)になり洋服を着るようになった事と仏教の禁忌によって動物の肉を食べなかった。
(猟師等の例外を除き)風習を改め牛肉や豚肉を喜んで食べるようになった事である。

国が滅びようともイスラム教徒が豚肉を、ヒンズー教徒が牛肉をたべるであろうか?

急激な西欧化と無節操さを嘆く者も多かったが、和魂洋才の精神でこの大変革を日本人は乗り越えてきたのである。


日本は否応なしの近代化と富国強兵により、生存権をかけた応戦の道をたどったのである。



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