情治国家「韓国」で繰り返される報復劇

法治国家ならぬ情治国家の韓国が、朴・李両政権時代の情報機関トップを次々と逮捕している。これは明らかに保守政権時代への「政治報復」である。いかにも左翼の文在寅大統領のやりそうなことだが、こうした事態が北朝鮮に対するチェック機能の働きをしている韓国の諜報機関の弱体化を狙ったものだとすれば大問題だ

South Korea's Moon Jae-In Wikipedia Commons.
South Korea’s Moon Jae-In Wikipedia Commons.

 文在寅政権は、朴ウネ前政権当時に情報機関、国家情報院が大統領府に多額の裏金を上納していた事件で、同機関の院長を務めたイビョンギ氏をこのほど緊急逮捕した。

さらにナムジェジュン元機関長とイビョンホ前同機関長を贈賄や国庫損失の疑いで逮捕状をソウル中央地裁に請求した。

これは、文在寅大統領が「積弊精算」の大義名分のもと、李明博、朴ウネ両大統領時代の政府高官を相次いで摘発し、不正を追及しているものだが、明らかに韓国政治の悪弊とも言える「政治報復」で、左翼政権の文在寅大統領もこれを実行しているのだ。

この悪弊は同大統領の支持基盤とも言える左派の陣営のバックアップの下に実行している。

でも文大統領もいずれは政権を手放す時が来る。そして保守系大統領が誕生すれば、また同じことが繰り返されるだろう。

韓国政治の悪弊に終わりはないし、救いもないのである。
                      

北面武士

世間を騒がすフェイク・ニュース

世間の人も年末近くになると金不足になるようで、時にはとんでもないフェイク・ニュースが世間を騒がせている

人形のイメージ フェイクニュースによる混乱
人形のイメージ フェイクニュースによる混乱

 最近、私の長年の友人から、「九州の玄海原発が原発内清掃の労働者を募集している。なんでも、一日働けば200万円の給与がもらえるらしい。中村さんなら分かるだろうから真偽のほどを確かめてほしい」とのことだった。

私は今時そんな夢のようなもうけ話があるものかと思ったが、友人の入れ込んだ真剣な眼差しに「わかった。それでは少し調べてみよう」と答えた。少しほっておいたが、その後何度か催促があった。まぁむげにも出来ないので、九州電力のしかるべき部署に電話した。こんないかがわしい話を電話ですることも出来ないので、一応「しかるべき方にお会いしてお話したい」と申し上げた。しかし、相手も心得たもので「調べて後日報告します」との返事だった。

その後、一時間ほど経って「玄海原発では労働者の募集など全く行っていません」とのつれない返事がかえってきた。

早速、私はこの友人に「あれはガセネタだよ」と笑いながら話したことだった・・・でもそれでも、その友人は「東京ではこの話で持ちきりなんだがなぁ」と諦め切れない風情だった。
                      

北面武士

イラクのクルド人自治政府の住民投票

 

Geographic distribution of the Kurdish languages 2007
Geographic distribution of the Kurdish languages 2007

住民投票は、国政の重要な案件を解決する一つの手段であるが、こと一国家内の少数民族に対する独立問題については、うまく機能していないようだ。先のスペインにおけるカタルーニャ州自治政府の独立をめぐる住民投票もそうだったし、今回イラクのクルド人自治政府の住民投票もそうだ

Kurdish Warriors
Kurdish Warriors

 クルド人は、イスラム国の戦いにおいて大きな役割を果たしてきた。イラクのイスラム国の拠点モスルを解放したのはクルド人武装組織だった。

こうした功績を背景に、独立を勝ち取ろうとして住民投票を実施したのである。

ところがイラク政府軍は、力によって押さえ込だのだ

同政府軍は先月半ば、係争地であった北部のキルクーク油田地帯を掌握してしまった。同月末にはクルド人民兵組織のペシュメルガを、交渉で撤退させた。

クルド人自治政府は、影響力と自治権を拡大させるどころか、国際社会に背を向けられ、経済危機と社会の亀裂を深刻化させてしまったのである。

つまり、イラク政府の頭越しに独立を目指して国際社会の支持を求めたことで、イラク政府の怒りを招いたのである。

カタルーニャ州の場合でもそうだが、やはりより大きな政府の反発を招くとより強大な力で押さえ込まれる。

少数民族の独立はなかなか理想どうりには行かないのだ。
                      

北面武士

 

 

 

 

 

 

 

イランとサウジアラビアの関係が急速悪化

先日、イランが国内全域で反米デモを実施したことに触れたが、最近はイラン(シーア派)と親米のサウジアラビア(スンニ派の盟主)との関係が急速に悪化している。中東で影響力を広げているイランに対し、サウジアラビアが巻き返しを図っているようだ。新たな紛争が起きるのではと心配されている

 

もともとイランはイスラム教シーア派の大国である。だから信仰面でもイスラム教スンニ派の大国サウジアラビアとは対立関係にある。先日、レバノンのハリリ首相がサウジアラビアで突然の辞意を表明した。一応は、<レバノンのシーア派民兵組織ヒズボラが、中東地域に兵器を送っており、自らが暗殺される可能性がある>というのがその理由だが、別の原因もあるようだ。観測筋によると、<イランの影響下にあるヒズボラの勢力拡大を封じる手段を取らなかったことに業を煮やし自国に呼びつけて辞任を迫った>というのだ。
このことを裏づけるかのように、米国のティラーソン国務長官も、レバノンの国家主権を侵害しないようにサウジ側に求めている。
またハリリ氏の辞任の当日には、イエメンのシーア派武装勢力の「フーシ派」が、サウジの首都リヤドにミサイルを打ち込んでいる。サウジは、この背後にイランがいるとして「戦争行為だ」と非難。「敵対行為に応酬する権利がある」と強調している。こうした事態にイランの宿敵イスラエルも懸念を強めている。2006年にはイスラエルとヒズボラとの間には、大規模な戦闘が起きているが、関係国間でその再来が懸念されているのだ。
北面武士

ファッツ・ドミノ(Fats Domino)死去

米国のロックンロールの創始者の一人であるファッツ・ドミノがつい最近、89歳でルイジアナ州で死去した

ファッツ・ドミノ(Fats Domino)といっても、今の人は知らない方が多いにちがいない。

実は、彼は私が米国に渡った当時の人気黒人歌手だったのだ。
愛嬌のある歌い方で、迫力いっぱいのピアノ演奏は当時の人々を魅了したものである。

ヒット曲は「エイント・ザット・ア・シェイム」、「アイム・ウォーキン」などがあるが、なんといっても代表曲はレコード数1100万枚の驚異的な売り上げを誇った「ブルーベリー・ヒル」だろう。

私もこの曲が好きで、カラオケではエルビス・プレズリーのロック曲と共に持ち歌の一つだった。

 当時は公民権運動など黒人の差別を撤廃する運動はまだ始まっていなかったものの、ロックンロールの世界では黒人歌手も多いに活躍していたものだ。

1950年台のロックンロール時代を代表するファッツ・ドミノの死去は、当時を知る人間としては寂しい限りである。
                      

北面武士

 

李明博よ お前もか!元大統領逮捕か?

韓国の元国防相が、このほど軍刑法に違反する「政治関与」の疑いでソウル中央地検によって逮捕された。政治的な中立性を保持すべき軍人までも政争に絡んでいたわけで、もはやこの国は何でもアリの無法地帯と言えそうだ

李明博 From yukokulog.blog129.fc2.com
李明博 From yukokulog.blog129.fc2.com

 逮捕されたのは、金寛鎮(キムグァンジン)氏(68)。

同氏は李明博政権時代に国防相を務めていたが、世論操作の目的で、インターネット上に野党批判の書き込みが大量に出回るような組織的な工作をしたらしい。

これに関しては、李明博元大統領も関与した疑惑が持たれており検察の追及を受ける可能性がある。

政党や政治家に対して支援や妨害行為を行うことを禁じている。

地検によると、ネット上の書き込み工作が行われたのは、2010年から12年とされており韓国軍のサイバー指令部の人員が動員されたらしい。
                      

北面武士

 

※金寛鎮(Kim Kwan-jin 김관진)
元大韓民国国防部長官・元大韓民国国家安全保障室長

金寛鎮元国防相

チェコのトランプ「トミオ・オカムラ」

チェコのトランプ」と呼ばれているチェコの日系人男性、トミオ・オカムラ上院議員(45)が率いる極右新党「自由と直接民主主義(SPD)」が、今月行われた総選挙で第三位につける躍進を遂げ、俄然注目を集めている

トミオ・オカムラ上院議員(チェコ共和国)

 オカムラ議員は、日本人の父とチェコ人の母を持ち、幼少期を日本で過ごしている。チェコで実業家として成功を納めた後、政治家に転出した。

 彼はイスラム教に関して「あれは宗教ではなくイデオロギーだ」と発言するなどイスラム教嫌いの発言を連発している。

また、「チェコ人は、中東発祥の肉料理ケバブを食べるのを止めるべきだ」などとも発言している。

彼は選挙後、「チェコのイスラム化を食い止めたい。移民を全く容認しない姿勢を推し進めたい」と語っている。

オカムラ議員の発言は国民の共感を呼んでいる。

こうした背景には、チェコそのものが国家消滅の脅威に怯えてきたという歴史的な経緯もあるようだ。
                      

北面武士

2018 FIFAワールドカップ ロシアに暗い影

リオネル・メッシが鉄格子の中で囚人服を着て目から血を流す画像
リオネル・メッシが鉄格子の中で囚人服を着て目から血を流す画像

来年のサッカー・ワールド・カップ(FIFA World Cup)、ロシア大会に向けて各国は最後のしのぎを削っているが、中東での拠点を次々と失っているイスラム国が、実はこの大会をテロの標的にしていると噂されている

 これは、イスラム国(ISIS)を支持しているワファ・メディア基金(WAFA Media Foundation)が、ロシア大会の脅迫画像を最近投稿したためである。

この画像とは、スター選手のリオネル・メッシが鉄格子の中で囚人服を着て目から血を流し、「テロリズムあるのみ」と書かれているショッキングなもの。

この脅迫画像を受けて、ヨーロッパ各国特にロシアは、大会前の警備を最高レベルに強化すると見られている。

 実際にロシアは、シリア内戦に介入しているためすでにイスラム国の標的となっている。

しかも、北カフカスなどからイラクやシリアに渡った多くのジハード戦士たちがロシアに帰国していると言われている。

つまりロシア大会がテロリズムの標的になる基盤は十分にあるわけだ。

 今年8月にシベリアのスルグトで起きた刃物を持った男が通行人7人を刃物で襲ったテロ事件でも、イスラム国の関与が指摘されている。ロシア大会は楽しんでばかりはいられないのかも知れない。
                      

北面武士

 

トランプ大統領の日韓の扱いの差

今回のトランプ大統領の日本と韓国の訪問で、際立っていたのは日本に対する親密度に比べ、韓国に対しては表面的な友好を示したことに終わった点である

日本とアメリカと韓国と北朝鮮国旗
日本とアメリカと韓国と北朝鮮国旗

もちろん米国から見ても国家的重要性において日本と韓国では比べるべくもないのだが、それにしてもトランプ大統領の韓国に対する扱い方は素っ気なかった。

 安倍首相とはゴルフに興じて親密ぶりを演出。会談も数度に及んだ。しかし、韓国の文在寅大統領との二者会談は30分に満たなかった。

米国側の日韓の扱いの差を見せつける会談となった。

このような扱いの差は、双方の外交努力の差もあるのであろうが、私は安倍首相と文大統領の人間性の差であると考えている。

これは男女関係に置き換えると分かりやすい。男女関係においては、相手に対する好き嫌いの感情は、言わなくても自ずと伝わるものだ。それが安倍さんの場合はひしひしと伝わってきた。

しかし、文大統領は笑顔そのものがぎこちなく明らかにあまり親しくすると反米左翼の自分の支持者の不興を買うといった風情だった。

それにしても、韓国という国は大統領の歓迎晩餐会の席にわざと関係のない元慰安婦を出席させるなど、敢えて反日のシンボルを持ち出してきた。

いまこそ北朝鮮の脅威に対し、三か国の強力な連携が必要だとされるこの重要な局面において、この国は何か反日以外にすることはないのだろうか?
                      

北面武士

次の総理・総裁?小泉信次郎氏

総選挙も終わり、自民党の圧勝となったが、自民党内では早くも次の総理・総裁を狙った動きが出ている。その中で、自民党幹事長の二階俊博氏と筆頭副幹事長となった小泉信次郎氏が接近していると言われ、注目を集めている

横須賀で遊説する小泉信次郎
横須賀で遊説する小泉信次郎

 二階氏は、小泉信次郎氏を筆頭副幹事長に起用したことで強力な「カード」を握ったと言われている。

最近では、幹事長会見の際に二階氏は必ず同氏を自分の隣に立たせている。

いわば党内に自分が信次郎氏の「後見人」であるとアピールしているかのようだ。

私も当時の大平内閣の官房長官、鈴木内閣の通産大臣、中曽根内閣の自民党幹事長などを歴任した田中六助先生の秘書官などを経験したことから言えるのだが、時の権力者や派閥の親分の側近の役割を果たすことほど政治家の成長にとって重要なことはない。

「門前の小僧、習わぬ経を読む」のことわざ通り、親分の政治行動を隣に居てつぶさに見ることで、無言の経典を学ぶことができるのである。

その意味で、将来の自民党の総理・総裁候補と万人かは目されている小泉信次郎氏にとっても、現在の党内随一の実力者の側近にいることは大きな意味があるのである。
                      

北面武士