日本大学フェニックス危険タックル事件

世の中には、悪いことと知りながら、マァいいだろう的な感覚で、安易に悪事を自ら行ったり、人にやらせたりする人間がいるものだ。今回の日大アメリカンフットボール部員によるプレー中の障害事件は、まさにこれに該当する。

nihondaigaku-phenix 日本大学フェニックス
nihondaigaku-phenix 日本大学フェニックス

この事件に関し、当事者である日大アメリカンフットボール部員が22日、事件の真相を記者会見を開いて明らかにした。

弁護士を伴って記者会見を開いたのは、日大三年生の宮川泰介選手。

会見の中で同選手は、焦点の危険なタックルについて「内田正人監督と井上奨コーチの指示で行った」と明らかにした。

事件が内田監督の辞任で、明言がないままうやむやになろうとしていたところ、渦中の選手が自ら真相を告白したことは立派である。

これで真相の解明ならびに関係者の処分も進むであろう。

いずれにせよ、これは刑事事件に発展すると思われる、この際、ことの理否曲直をはっきりさせて欲しいものだ。

              
北面武士

カンヌ映画祭で「万引き家族」がパルムドールを受賞

フランスの第71回カンヌ映画祭で、日本の是枝裕和監督の「万引き家族」が、最高賞の「パルム・ドール(Palme d’Or)」を受賞した。日本映画の最高賞受賞は21年ぶりの快挙である

「万引き家族」は、題材はどうかなと思うのだけれど、報道によれば<祖母の年金だけをたよりに、家族ぐるみで万引きをして生活する一家を見つめ、家族のあり方などを問いかけている作品>らしい。

現代は、さまざまなことが原因で生活が困難な人々が多くなっている。そうした人々にスポットライトを当てた作品のようだ。

カンヌ映画祭では、作品を観賞した審査員からは「並外れた作品だ」「感動した」といった感想が聞かれた。それだけに良い作品なのだろう。

映画界では、黒沢明監督が世界的に有名だったが、その後の日本映画が世界的に話題となるような話はあまり聞かない。

是枝監督は、今後の目標として「海外の役者と一緒に仕事をしたい」とも話していることは心強い限りだ。

是枝監督の今後の活躍に期待したい。

              
北面武士

日大アメリカン・フットボール部内田正人監督の後味の悪い辞任劇

日大アメリカン・フットボール部内田正人監督が、同部選手の悪質な反則行為問題で責任を取って辞任した。はた目には、内田監督が反則行為を命令したのは明らかだと思われるが、その点に関して同監督は明言せず、何とも後味の悪い辞任劇だった

イメージ アメリカン・フットボール
イメージ アメリカン・フットボール

スポーツ選手は、公明正大なスポーツマンシップがあるからこそ一般に尊敬されている。

それに対し、今回の日大フットボール部側の反則行為は、明らかに「卑劣な行為」としか言い様がない。後方から無防備の選手に猛烈なタックルをして倒しているわけで、大きな怪我をしたのも当然と思われる。

人間は不意を突かれると弱いものである。何しろ防御することができないのだから。

報道によれば、内田監督は不意討ちを加えた選手に「相手クォーターバックを壊してこい」と指示したようだ。しかし、この選手も監督の指示無くしてこんな明確な反則行為をするわけがない。

指示に従わなければならなかったと考えるべきだろう。

すべては内田監督の指示によるもので、その意味では同監督の責任は重い

 

北面武士

2018 FIFA World Cup Russia ワールドカップ ロシア

あと1ヶ月後に迫ったサッカー・ワールド・カップ、ロシア大会だが日本サッカー協会は18日、待ちに待った代表候補27人を発表した

国際サッカー連盟(FIFA  Fédération Internationale de Football Association)
国際サッカー連盟(FIFA  Fédération Internationale de Football Association)

選ばれたのは主として海外で活躍している選手だった。

今の旬の選手ではなく、これまでの実績を重視した選出となったが、私はある意味で当然の選出だと思っている。

やはり、海外で長年厳しい環境の中で研さんを積んできた選手は力があるし、頼りにもなる。

外国人選手との競いあいで自分を磨いてこないと生き残れないからだ。

長年親しんだ本田、岡崎、香川などの海外組が、ワールド・カップの本番でどのようなパフォーマンスをして、相手チームを撃破してくれるかが今から楽しみだ。

日本チームのメンバーたちよ、全力で戦ってくれ。日本国民も最後まで応援しているぞ!

              
北面武士

西城秀樹さん 63歳で死去

歌手の西城秀樹さんが死去した。私たちより一回り若い世代の歌手だったが、一時代を築いただけに改めて時間の過ぎ去るのが早いことを感じる

西城秀樹さんと言えば、「ヤングマン」などの馴染み深いヒット曲を飛ばした活力あふれる歌い手だった。

野口五郎、郷ひろみと共に「新ご三家」と称されて一世を風靡した。でも、平成15年と23年に脳梗塞を発症し、以後闘病生活を続けていたらしい。少しテレビで見かけないと思っていたら、そうした事情があったのだ。

まだ63歳であった。早すぎる死だけに、その死が惜しまれる。

最近は私の周辺でも、死去する人が相次いでいる。3ヶ月ほど前には、私の長年の友人だった人間が、倒れて頭を打ったことが原因で亡くなった。74歳だった。
また最近は、元下仲人をして頂いた方が亡くなった。

いずれ人間は、この世を離れてあの世に行くのであるが、何歳まで生きるのかは神様に任せる以外にない。

              
北面武士

マレーシアで92歳のマハティール氏再び首相へ

このほど、総選挙で再び首相に返り咲いたマレーシアのマハティール(Mahathir bin Mohamad)氏は、「前政権が進めて来たすべての契約を見直す」としているが、シナからの借金で強引に進めて来たマレー半島横断鉄道計画も見直される可能性が出てきた。
ということは、日本がこれまで進めて来た「新幹線方式」の劣勢が挽回される可能性もあるわけで、我が国にとっては朗報だ

Mahathir bin Mohamad
Mahathir bin Mohamad

マレーシアの鉄道インフラでは、前ナジプ政権が首都クアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道計画を推進して来た。

この受注を目指すシナは、クアラルンプールの予定発着駅周辺の開発を受注して有利と見られていた。

だが、マハティール氏の当選に伴う「すべての契約の検証」によって雲行きが怪しくなってきた。

マレー半島横断鉄道計画は、国際入札が年内に予定されているが、対シナの依存政策を見直そうとするマハティール氏の動き次第では、日本にも十分なチャンスがあるかもしれない。

               
北面武士

満州馬賊とホース・ソルジャー

戦前の満州には、清朝の衰退に伴い治安が悪化した地域で馬賊と称する騎馬にまたがって活躍する自衛集団がいた。中には日本人の小日向白朗(こひなたはくろう)のように単身でシナに渡り、捕虜から「シナ全土の馬族」の総頭目にまで上り詰めたような偉大な人物も出ている。

満州馬賊
満州馬賊

その馬賊ではないだろうが、9・11事件直後のアフガニスタンで馬に乗って戦った米陸軍特殊部隊(グリーンベレー)の活躍を描いた実話の映画があるというので早速、中島君と一緒に見に行ってきた。

Theatrical release poster From Wikipedia, the free encyclopedia
Theatrical release poster From Wikipedia, the free encyclopedia

題名はそのものズバリの「ホース・ソルジャー(原題:12 Strong)」。

当時のアフガニスタン北部地域には、ニューヨークでの9・11テロ事件を引き起こした張本人、ビン・ラディンと彼が支援しているタリバンがさらなるテロを計画する拠点があった。

米軍としても、この拠点を叩く必要があった。そこで、テロ事件直後の最初の反撃として、タリバンの拠点を叩く任務が与えられたのが、12人のグリーンベレーのチームだった。

主戦場はアフガニスタンの山岳地帯とあって移動手段は馬しかない。しかも、雪が降る11月半ばまでに任務を完遂する必要があった。

任務完了までの期間はわずか3週間。

つまり、極めて悪条件での任務を命じられたわけだ。
一行は北部地域の反タリバン軍閥の一つと手を組んで、タリバンの拠点であるマザリシャリフを制圧する戦闘に向かう。

従来の米軍の戦争映画と違って、現地の民族の姿も丹念に描いたなかなか優れた作品である。しかも、撮影にドローンなども使ったとあって迫力は満点。多くのロケット弾の発射もあり、なかなか見応えのある映画だった。

               
北面武士

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が登録勧告

信仰の力は実に強く偉大なものである。国連教育科学文化機関(ユネスコ)が4日、世界文化遺産に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を登録するよう諮問機関が勧告したと発表したとの報道を受け、そう感じた次第だ

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 大浦天主堂
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 大浦天主堂

俗に「隠れキリシタン」と呼ばれるこれらのキリスト教徒は、江戸時代の禁教令(1612年)以降、表向きはキリスト教の信仰はしてないように装おっていたが、部落内では隠れて信仰を続けてきた。

私も、そうした「隠れキリシタン」の伝統を持った方と親交があったが、今で言うカトリックの信者に近い信仰のようだった。

これらの人々は、信仰が純粋なため、神様との交流もあるように思われる。

また、そうしたことが弾圧下での信仰継続の力になったのではないだろうか。

世界遺産登録の勧告を受け、県や市の関係者は「観光面でプラスになる」と喜んでいるが、私はそうした人々の信仰心が評価されたと受け止めたい。

              
北面武士

※長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
①原城跡(国の史跡)
キリシタンが起こした「島原・天草一揆」の主戦場となった城跡

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 原城跡
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 原城跡

⓶平戸聖地・安満岳と春日集落(重要文化的景観「平戸島の文化的景観])
キリスト教伝来以前から続く篤い自然崇拝思想をもとに山岳や島を聖地や殉教地として崇敬した潜伏キリシタンの集落

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 安満岳
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 安満岳
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 春日集落の棚田
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 春日集落の棚田

③中江ノ島(重要文化的景観「平戸島の文化的景観])
禁教初期にキリシタンの処刑が行われた殉教地

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 中江ノ島
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 中江ノ島

④天草の﨑津集落(重要文化的景観「天草市﨑津・今富の文化的景観」)
生活、生業に根差した身近なものをキリシタンの信心具として代用し、漁村特有の信仰をひそかに続けた潜伏キリシタン集落

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 﨑津集落
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 﨑津集落

⑤外海の出津集落(重要文化的景観「長崎市外海の石積集落景観」) 出津教会堂(重要文化財)
聖画像をひそかに拝み、教理書、教会暦などを伝承して信仰を続けた集落

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 出津教会堂
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 出津教会堂

⑥外海の大野集落 大野教会堂(重要文化財)
仏教や神道の信仰を装いながら、神社に自らの信仰の対象をひそかにまつって信仰を続けた集落

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 大野教会堂
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 大野教会堂

⑦黒島の集落(重要文化的景観「佐世保市黒島の文化的景観」)
平戸藩(肥前国松浦家)の牧場跡の再開発地に19世紀半ば移住し、仏教寺院で「マリア観音」に祈りをささげながら信仰を続けた集落
黒島天主堂(重要文化財)

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 黒島天主堂
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 黒島天主堂

⑧野崎島の集落(重要文化的景観「小値賀諸島の文化的景観」)
神道の聖地であった島に移住し、沖ノ神嶋神社の氏子となり険しい斜面地を開拓しながら信仰を続けた集落
野首集落跡・舟森集落跡

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 野首集落跡と旧野首教会堂
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 野首集落跡と旧野首教会堂

⑨頭ヶ島の集落(重要文化的景観「「新上五島町崎浦の五島石集落景観」) 頭ヶ島天主堂(重要文化財)
病人の療養地として使われていた島に仏教徒の開拓指導者のもとで移住し、信仰を続けた集落

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 頭ヶ島天主堂
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 頭ヶ島天主堂

⑩久賀島の集落(重要文化的景観「五島市久賀島の文化的景観」)
五島藩(肥前国五島氏)の政策に従って島の未開地に移住し、仏教集落の島民と互助関係を築いてひそかに信仰を続けた集落

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 久賀島集落
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 久賀島集落

⑪奈留島の江上集落
島の人里離れた海に近い谷間に移住し、地勢に適応した教会堂を建設した集落
江上天主堂(重要文化財・西洋的特徴との融合がもたらした教会堂の代表例)

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 江上天主堂
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 江上天主堂

⑫大浦天主堂(国宝)
日本の開国により来日した宣教師が1864年に建てた教会堂であり、2世紀ぶりに潜伏キリシタンと宣教師が出会い、新たな信仰の局面を迎えるきっかけとなった「信徒発見」の舞台

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 大浦天主堂02
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 大浦天主堂

[photo by wikipedia]

美術作品鑑賞アプリの             「グーグル・アーツ&カルチャー」

Logo of Google Arts and Culture
Logo of Google Arts and Culture

最近、グーグルによる美術作品鑑賞アプリの「グーグル・アーツ&カルチャー Arts & Culture」が驚異的なアップロード件数を記録している

エドゥアール・マネの「温室にて」を表示したGoogle アートプロジェクトのスクリーンショット
エドゥアール・マネの「温室にて」を表示したGoogle アートプロジェクトのスクリーンショット

このアプリは、世界1200ヶ所以上の美術館の収蔵作品から自撮りしたユーザーとそっくりな顔を探し出すというものである。

現在は、米国内の一部でしかこのアプリは使用できないようだが、米国では毎週45万件の自撮り写真が集まっているという。

操作方法は極めて簡単で、自撮りした写真をアップロードするだけ。するとアプリは、写真を解析、検索し、似ているとされている顔の絵を表示してくれる。

もっとも、このアプリにはアジア系の人物の絵画のデータベースがまだ少ないので、我々が利用できるようになるまでには少し時間がかかるのかもしれない。でもアジアで意欲的なベンチャーキャピタリストが出現すれば、日本でも大ヒットするのではないだろうか・・・

               
北面武士

 

支那の悪影響か東南アジア諸国が強権姿勢を強めている

悪貨は良貨を駆逐する」と言われるが、現在東南アジア諸国で、各国の指導者たちがシナを見習って強権姿勢を強めている

Southeast_asia 東南アジアの地図
Southeast_asia 東南アジアの地図

冷戦後は、東南アジア諸国は「開発独裁」から民主化を達成してきた。

それら諸国が最近は、再び野党の弾圧や人権侵害といった現象が顕著になっているのである。

どうもその背景には、シナの影響力の浸透がありそうだ。

マレーシアでは5月に総選挙を控えて与党に有利となる選挙区割りを実施したのを始め、政権批判を封じ込めるための反フェイクニュース法」を成立させた。

た7月に総選挙が予定されているカンボジアでは、フン・セン首相が、前回の総選挙で躍進した野党・救国党の党首を逮捕し、解散に追い込んだ

フィリピンのドゥテルテ大統領は、強硬な麻薬捜査にからむ人権侵害の調査に乗り出した国際刑事裁判所(ICC)からの脱退を表明した

これらの指導者に共通していることは、シナへの接近ぶりである。習近平主席が独裁者への道を突き進む中で、これら近隣諸国にも接近して、影響力を行使しようとしている。

マレーシアは、シナが進める「一路一帯」構想の旗降り役を演じている。

またカンボジアでは、シナからの資金援助が増大している。

いずれにせよ、こうした国家は、シナに感化されて行動をまねたり、民主主義を軽視する傾向が強まっている。

日本も注意が必要である。

北面武士