イランの核開発疑惑問題

イランの核開発疑惑に対し、イスラエルのネタニヤフ首相がこのほど発表した大量の「証拠」が、大きな波紋を呼んでいる。トランプ政権が、イランとの核合意の継続の可否を判断する期限が今月12日に迫る中で、関係各国の懸念が広がっている

WMD world map
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「Iran Lied」(イランは嘘をついた)と大きく書かれたボードの横でネタニヤフ首相は、イランが極秘で核兵器の開発を計画をしていたとする大量の「証拠」を示して、イランを非難した。

イスラエルが入手したとしているのは、「アマド計画」と呼ばれるイランの核兵器開発に関する資料(五万五千ページの書類、183枚のCDなど)膨大な内容物である。

おそらくは、世界最強と言われているイスラエルの情報機関「モサド」の入手したものと思われる。この証拠資料に関して、イランのザリフ外相は、すでに国際原子力機関が把握しているもので「古い主張の蒸し返し」と、嘘については否定している。

しかし、イスラエルが敢えて古い資料を持ち出すとは考えられない。
となると、イスラエルの主張することが真実と思われる。これに関し、米国のトランプ大統領は、「容認できない状況だ」とイランを非難した。欧州各国は、「イランとの間の核合意堅持が必要だ」と主張して対立している。果たして、「嘘つき」はどちらなのか?

イスラエルとイランの対立が先鋭化すれば、聖書に書かれた「ハルマゲドンの戦い」が迫り来ると思われる。

今後の世界の動向から目が離せない理由である。

               
北面武士