トランプがイスラエルの首都にエルサレムを認定

トランプ大統領が、また国際紛争を起こしかねない提案をし出した。イスラエルの首都にエルサレムを認定するというのだ。これに伴い現在テルアビブにあり米国大使館もエルサレムに移すとしている

古い街並みを残すエルサレム旧市街 
古い街並みを残すエルサレム旧市街

 突然の認定は、エルサレム全域を首都と主張するイスラエルとの関係を重視した措置である。

しかし、問題は東エルサレムを将来の首都と位置付けるパレスチナ自治政府の主張と相容れないこと。

これでは、不安定な地域にさらなる紛争を引き起こしかねない。

このクレイジーな大統領は何を考えているのだろうか?

 実は私は20年ほど前に当時付き合っていた女性(その後結婚)と、キリスト教の聖地を旅行したことがある。その時、エルサレムも訪問したのだが、町はユダヤ人やイスラムの人たち、さらにはパレスチナ人と入り乱れて住んでいた。

至るところに銃を持ったユダヤ兵が歩いており、紛争地域であることを実感したものだ。

 特に緊張感があったのは「聖なる岩」のある同市中心地。

ここはユダヤ教、キリスト教、イスラム教のそれぞれにとって聖地であり、現在はイスラム教の「黄金のドーム」が建っている。

しかし、ユダヤ人の中には古代のソロモン王が建てたエルサレム神殿をこの場所に再建しようとする動きもある。

いずれにせよ、エルサレムは宗教戦争の火薬庫である。

なぜあえてこの時期にエルサレムをイスラエルの首都に認定してこの火薬庫に火をくべるのだろうか?

                     

北面武士