石平氏「これは暗黒時代への先祖がえりだ」

先日、シナ共産党大会で党規約に「習思想」が盛り込まれたことをお伝えしたが、評論家の石平氏は「これは暗黒時代への先祖がえりだ」と、その意味合いについて論じている

アンゴルモアの大王 ノストラダムスの『予言集』百詩篇第10巻72番
アンゴルモアの大王 ノストラダムスの『予言集』百詩篇第10巻72番

 先の会合においては、最高指導部である政治局常任委員会の選出があり、その中には50代の人物が一人もいなかったことから習氏は次回の2022年開催の党大会でも引退せずに総書記長の座にとどまるだろうとの観測が広まっている。
つまり、習氏は従来の慣例を破って二期10年どころか四期20年あるいはそれ以上に権力の座にしがみつき、毛沢東に近い「終身独裁者」となってゆくと、石平氏は見ているのだ。私もこの見方は正しいと判断している。
 今回の党大会では、新しく誕生した政治局には、習氏のかつての部下、同級生、幼なじみを大量に送り込んだとのことだ。党の指導部を自分の側近で固めたわけだ。そして今や「習家軍(習家の兵隊)」と呼ばれるそれらの側近幹部が中心となって、共産党内では習氏のことを全知全能の偉大な指導者として「神格化する」動きが広まっているというのだ。幼稚園の園児がテレビの前に座らされて、習氏の演説を聞かされたり、お年寄りが公園で習氏を称える歌を歌ったりしている。
まさに文化大革命時代の風景が再現されているという。
しかし、こうした悪夢の再現も、もっと根が深いような気がする。実は、私は習近平は予言者ノストラダムスがその著書「諸世紀」の中で指摘している「アンゴルモアの大王」その人ではないかと、にらんでいるのだ。習近平についてはこれまでは、「そんなに能力も力もない」と否定的な見方が強かった。しかし、彼は次々とライバルを蹴落とし、「反腐敗運動」を期にライバルを一掃してしまった。そして新たな独裁者になったのである。彼が悪の権化として「アンゴルモアの大王」として君臨するのかどうかはまだ分からないが、いずれにせよ我々日本人にとっては「要注意」な存在となるだろう。
                      

北面武士