有権者は極めて賢明な判断をする

 今回の選挙は、民進党側の小池新党に対する「抱きつき選挙」である

イメージ ダルマと怒りの炎
イメージ ダルマと怒りの炎

 野党第一党であったはずの民進党が、小池新党の出現にもはや政党として存立できないと判断したのだろう。そのこと自体が、公党としては恥ずべき事態ではないか。

 それを民進党を「解党」して小池新党に「合流」するというのである。

もはや恥も外聞もない。

「国会議員は選挙に当選しなければ、人間以下になる」と言われるが、それにしても、政治家としての矜持があるだろう。その最低限の矜持すらなくしたら政治家を辞めるべきだ。

 民進党の議員たちにはこうした自覚すら無いのだろうか?

このような自らがよって立つべき「原理・原則」を無視した合流を、世間では「野合」という。

そしてそんな野合に依拠した政治勢力を有権者が支持する訳もない。

 私はいつも言うが、有権者は極めて賢明な判断をするものだ。

有権者をバカにしてはいけないのである。

 

北面武士

蟻が象を食い殺す 民進党の解党劇

こんな戯画じみた話が世の中にあるのであろうか?しかし、現実に日本の政治の世界では起きたのである。今や誕生したばかりの小池新党「希望の党」が、野党第一党の民進党を吸収しつつあるのである

火蟻 Red imported fire ant From heartyword.exblog.jp
火蟻 Red imported fire ant From heartyword.exblog.jp

 

なんということだろう。でもある意味では、いかに時流に乗った方が強く、いかに時流に外れた方が弱いかの証拠でもある。

我々も重々心すべきことだろう。

つまり、時流をしっかり見定め、こうと思ったら果断な決断をしなければならない。

躊躇はダメなのである。

 今回の民進党の解体、吸収劇は、政党としての明確な立場、立ち位置を描けなかった前原執行部の責任とも言える。

それにしても、政党の姿が明確でない民進党についてゆく議員側も大変だろう。

「あなたは次回選挙はどういう立場で戦うのか?」と、有権者サイドから批判されればひとたまりもない。結局は新鮮味のある小池新党の方へ合流する結果となる。当然のことながら民進党側にその非がある。

 民進党はあえて発表していないが、小池新党の立ち上げと同時にこうした「離党ドミノ現象」が民進党内で大規模に起きたことは想像にかたくない。

とりあえずは参議院内の民進党議員は残るようだが、事実上の「解党」であることは間違いない。

蟻が象を食いちぎったのだ。

 

北面武士

北朝鮮のお粗末な防空体制

連日の米国のトランプ大統領と、北朝鮮のクレイジー・ファット・ボーイの金正恩の罵倒の応酬にも関わらず、北朝鮮の上空は案外穏やかなのかもしれない??

米のB1爆撃機と空自のF15戦闘機 東シナ海上空での共同訓練 航空自衛隊
米のB1爆撃機と空自のF15戦闘機 東シナ海上空での共同訓練 航空自衛隊

というのも、このほど米軍側が戦略爆撃機のB1を北朝鮮の東方沖に飛ばしたにもかかわらず、北朝鮮側が全く対応措置を取っていなかった事件が発生したためである。

これは韓国の情報機関の国家情報院が国会に報告したもので、北朝鮮は飛行自体に気づかなかった可能性が高いという。米国防総省の話では、グアムに配備されている2機のB1爆撃機とF15C戦闘機が、23日深夜から24日未明にかけて北朝鮮東方の国際空域を、海の南北境界線である北方限界線の北側まで飛行したという。

同省によれば「今世紀に入って最も北側まで侵入した」飛行だった。

そのような飛行が実行されたのにも関わらず、北朝鮮側はいかなる反応も示さなかった。

関係者によれば、「夜中であり、全く予想もできず、措置が取れなかったようだ」ということだが、北朝鮮のお粗末な防空体制が浮き彫りになった形だ。

こんな防空体制では、いくら李容浩外務大臣が「米国の戦略爆撃機を領空外でも迎撃する権利がある」と豪語しようと、空念仏で終わるだろう。

 

北面武士

欧州でも民族主義が台頭

「米国第一」を掲げるトランプ大統領ではないが、「自国第一」を掲げる民族主義が欧州でも力を持ち始めている

Alternative-fuer-Deutschland-Logo ドイツのための選択肢
Alternative-fuer-Deutschland-Logo ドイツのための選択肢

 ドイツで24日、総選挙が実施された。一応、第一党のキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)が、第一党を維持したものの、連立相手の社会民主党と共に大きく票を減らした。その代わりに新興右翼政党の「ドイツのための選択肢」が、590万票・衝撃の94議席を獲得し堂々と第三党となった。

ドイツ連邦会議の勢力分析グラフ
ドイツ連邦会議の勢力分析グラフ

 

これは、欧州に渡った大量の難民が各国政府の寛大な支援に寄生しているという国民の見方が強くなっているためで、それが各国の反難民感情を煽っている。「ドイツのための選択肢」は反移民を訴えて成功した訳で、今後こうした民族主義政党が他の欧州諸国でも躍進する可能性がある。
ドイツでは、特に東ドイツでの同党への支持が厚い。これは、東ドイツの発展が遅れているためである。持たざる者の不満が外国人や異文化に向かった指摘されている。

 

北面武士

小池新党の名前は「希望の党」

 小池新党の名前が「希望の党」と決定した。党名について、新党の党首となった小池氏は「日本が希望に燃えたかつての輝きを取り戻すため」と説明している。女性党首の小池氏らしい良い名前だと思う

 やはり小池氏が党首に座らないと求心力がない。

これまで新党の設立に動いてきた小池氏の側近の若狭勝議員ではいかんせんカリスマ性に欠ける。

やはり、小池都知事が表に立たなければ新党結成は成功しないだろう。

その意味では必然的なことと言える。

 民進党を離党して新党に合流する議員の中には、「細野剛志氏などと行動を共にし、新たな保守政党を立ち上げたい」と明確に自己の立場を語る人も多く、私たちが目指す保守派の政党間での切磋琢磨が実現するかもしれない。そうなれば問題となっている自民党の劣化も防げると思う。

 小池党首は、全国を視野に入れた政党作りを目指している。

 そのために保守政党の「日本のこころ」の中山代表を取り込んだのである。

 まだ船出したばかりで、前途は多難であると思うが、是非とも新党の健闘を祈念したい。

 

北面武士

 

 

韓国軍兵士よる性的暴行の真実 ライダンハン

 虚構の「従軍慰安婦少女像」を世界各地に立てて日本を貶めている韓国人が、今度は自らの悪事が暴露されてブーメラン現象に見舞われそうだ

 

韓国軍兵士よる性的暴行の真実
韓国軍兵士よる性的暴行の真実

これは韓国軍兵士がベトナム戦争時にベトナム人の女性を性的な暴行を加えるなどして産まれた混血児の「ライダンハン」を救おうという運動で、英国の民間人が運動の主体になっている。

先日、ロンドンで民間団体「ライダンハンのための正義」が設立された。ベトナム語で「ライ」は混血、「ダイハン」は大韓を意味する。

 団体設立を呼び掛けたピーター・キャロル氏によると、「ベトナムで韓国軍兵士によって性的暴行にあった女性たちが過酷な人生を送っていることを多くの人たちに知って欲しい」と言っている。設立イベントには、司法相や外相を務めた労働党の重鎮、ジャック・ストロー氏も出席し、基調講演の中で、「ベトナムで韓国兵士が行った性的暴行は、重大な人権問題だ。被害女性が求めているのは、賠償ではなく謝罪。韓国政府は女性たちに謝罪すべきだ。人権重視の英国から被害実態を調査することを国際社会に求めたい」と話している。

日本の慰安婦問題とは違って、ベトナムの方は虚構ではなく真実であり、今後実態が明らかになれば被害も拡大しそうだ。

だが、今のところ韓国政府は事実関係を認めず、

ベトナムの被害女性とその子供たちに対して謝罪も行っていない非道

 

北面武士

私なりの選挙分析 其の弐

小池新党が、当初は結成時間がさほどないためにあまり力がないと思われていたが、ここにきて、一気に化ける可能性が見えてきた。自民党よりも保守的な立場の「日本のこころ」の中山恭子代表の参加表明が大きなインパクトを持つだろう

イメージ 選挙活動 立会演説
イメージ 選挙活動 立会演説

 小池新党は、これまでのメンバーならば、東京を中心にした関東の地域政党にとどまると考えられていた。しかし、「日本のこころ」が合流するとなれば話は別である。

 「日本のこころ」は、これまで国政選挙に参加しており、比例区では全国に候補者を立ててそれなりの票を取っている実績がある。

つまり、地域政党では決してない。

現在は議員数は二人しかいないものの、れっきとした既存政党である。代表のご主人の中山成しげ氏は現在落選してはいるものの、以前は自民党の議員だった。同党関係では約10人が新党から出馬の意向を示しているという。そうなれば全国に基盤を置く政党となることも可能である。

もう一人、私が注目をしている人物がいる。それは民進党の松原仁元同党拉致担当大臣である。

同氏は民進党内の保守派の代表格であり、同党の都連会長もしていた。

つまり、松原氏が新党に参加すれば、同党内の保守派、東京都の民進党議員にも新党参加の動きが加速されるかもしれない。

いずれにせよ両者の参加は、新党の保守色を鮮明にさせる。

その意味では、自民党にとっては強敵となるだろう。新党が「150人の擁立を目指す」とすることも、一気に現実味を帯びてきた

北面武士

私なりの選挙分析 其の壱

 週刊誌などで選挙情勢の報道合戦がかまびすしい。突然の解散風で、どこも状況は的確に読めないようだ。そこで私なりの選挙分析をしてみることにする

イメージ 選挙カー
イメージ 選挙カー

 まずは一般論であるが、マスコミの事前の選挙分析はほとんど当たったためしがない。

 理由は良くわからないが、おそらくは現実よりも期待値を優先させるためだろう。

 現にある週刊誌の紙面は、安倍首相の突然の解散の決意を「加計問題というガンを避けるため、臨時国会での冒頭解散という乱暴なやり方を選んだ。安倍の気持ちの弱さです」と、挑戦的な書き方である。

「国民が反発し・・・自民党が大敗する可能性もある」。

まさに週刊誌サイドの希望的観測以外の何物でもない。しかし、有権者はマスコミが期待するよりもはるかに冷静であり、極めて合理的に判断するものだ。

 私の見るところでは、民進党を含めた野党がガタガタで共闘を組めない現状では、野党の獲得できる議席はさほど多くないと思う。

 変化があるとすれば、小池新党の動きいかんである。でも、安倍首相の突然の決意が新党の動きをにぶらしてしまった。
 元来は次期総選挙の台風の目と見られていただけに、新党サイドとしては残念極まりないのではないだろうか。それでも解散権は総理の専権事項と昔から決まっている。いつ解散しても誰も文句は言えないのである。

 選挙の行方は、東京及び関東近県の動向によって決まる。

特に有権者は新党に惹かれる傾向にある。

したがって、新党の吸引力が強ければ、東京などほとんど勝つといった現象が起きる。しかし、今回の選挙では、小池新党はまだ選挙体制が出来ていない・・・

 

北面武士

危険な北朝鮮核兵器開発容認論

 最近、米国のトランプ政権を批判する民主党サイドで、北朝鮮の核兵器開発容認論が出始めている。これはクレイジー・ファット・ボーイのキチガイぶりを十分に認識していない勢力均衡論者の言い分である。 日本にとっては、極めて危険な動きであると言える

「死の白鳥」と呼ばれる米戦略爆撃機B-1B Lancer  USAF Photo
「死の白鳥」と呼ばれる米戦略爆撃機B-1B Lancer USAF Photo

 核兵器の勢力均衡理論ないし核兵器の抑止理論は、私たちが大学生時代、すなわち東西の冷戦時代に盛んに論じられた戦略理論である。

もちろん、当事国は米ソの二大国であり、十分に軍事戦略が通用する理性的な国家だった。

しかし、今問題となっているのは、このような理性的な国家ではないということを踏まえないと、とんでもないことになる。

指導者のクレイジー・ファット・ボーイは、自分さえ良ければ、実の兄やオジでも殺してしまう冷酷な男である。

ましてや国民のことなどなんとも思っていない。そのような異常なリーダーに対しては、核戦略理論など、鼻から成立しないのである。

 北朝鮮の核兵器開発容認論を主張している代表格が、オバマ政権で大統領補佐官だったスーザン・ライスだ。

同氏は、ニューヨーク・タイムズ紙上で「北朝鮮に核兵器を放棄させるには、もう軍事的手段しかない。だから実利的な戦略として、米国は北の核兵器を受け入れ、伝統的な抑止力でそれを抑えるべきである」と、主張している。

この場合、あくまでも相手が合理的ないし理性的な判断をするということが条件となるのだ。相手が無謀なあるいは無茶苦茶な判断をする場合には、このような理屈は破綻する。

このような議論は、一見理想的な解決法のように思えるが、実質的には、左翼の一つ覚えの解決法の「話し合い」と異なるところはない。

つまり、解決法は要は実力行使しかないということになる。トランプ大統領が正しいのである。

 

北面武士

世界は一人の賢者により救われ、一人の愚により崩壊もする

世界は賢明な一人の人間によって救われもするが、愚かな一人の人間によって崩壊もする。考えて見れば恐ろしいことだ

スタニスラフ・イェフグラーフォヴィチ・ペトロ Stanislaw-jewgrafowitsch-petrow-2016  ロシア
スタニスラフ・イェフグラーフォヴィチ・ペトロ Stanislaw-jewgrafowitsch-petrow-2016  ロシア

 その救われた事件が1983年9月20日の夜に起きた。当時、ソ連のスタニスラフ・ペトロフ中佐は、米軍のミサイル攻撃を警戒する任務に就いていた。

 その時、警報システムが五発の米軍のミサイル発射を伝えたのである。でも、ミサイル攻撃にしては発射数が少なすぎる。

同氏は「50%」の確率で、監視システムの誤作動の可能性があると判断した。

「上官に報告すべきか否か」。

同氏は「熱いフライパンの上に座っているような気分だった」と、後で述懐している。

でも結局、迷ったあげく電話を取り上げなかった。もし上官に報告していれば報復攻撃が始まり、核戦争勃発の可能性もあったのだ

 世界を救ったとも言えるペトロフ中佐ではあったが、ソ連軍内部では「規律違反」に問われて冷遇された。

その後、この事件は隠蔽され、真相が明らかになったのは、ソ連崩壊の後である。

 そのペトロフ氏が、なくなっていたことが今月初めに友人が自宅に電話したことで明らかになった。

 もう一人の愚かな人間のことは説明するまでもないだろう。北朝鮮のクレイジー・ファット・ボーイこと金正恩である・・・

北面武士

 

 

※核戦争未遂事件
1983年9月1日にソ連の領空を侵犯による大韓航空機撃墜事件により、米ソの外交関係が最悪の状況であった時期に起こった核攻撃監視衛星の警報システム誤動作事件。ソ連のスタニスラフ・イェフグラーフォヴィチ・ペトロフ(Станислав Евграфович Петров)中佐がミサイル攻撃警報を自ら誤警報と断定し、軍服務規程を破ってまで核戦争を未然に防いだ。この時期、NATO加盟国が西ヨーロッパ平原、北大西洋を舞台に、全面核戦争を想定し行われた、軍事演習(作戦暗号名エイブルアーチャー)が行われていた。