国連の反日言動に抗議

国連がさまざまな分野で執拗に反日的な言論、または指摘をしている。慰安婦問題なども日本側の意見をまったく無視する形で、シナや韓国の言い分を一方的に支持している。このような偏りは実は、現代においても連合軍の戦勝国側が「歴史戦」の延長戦を戦っているからである

United Nations General Assembly hall
United Nations General Assembly hall

こうしたことを私が悟ったのは、英国の政治経済週刊誌であるエコノミストの翻訳の仕事にたずさわってからである。実は私は、10年来、英国の政治経済週刊誌のエコノミストの翻訳の仕事をしてきたが、こと日本側の言い分に関しては必ずと言っていいほど、それは「修正主義である」と貶し、それに対句のように「戦時中日本軍は暴虐事件を働いた」と非難するのだ。いつも同じ議論が執拗に展開されるので、私はおかしいなと気がついた。戦後70年を経ても、戦勝国側が正しく、敗戦国側が反論すると、それを「修正主義」として排斥する。つまり「悪い日本人は言い訳をするな」というわけだ。これは欧米人の「日本人は悪だ」との蔑視と偏見が、「正しい欧米人が設定した歴史の修正は決して許さない」との傲慢な暗黙の了解となっているからである。つまりその限りでは、日本側の言い分はいくら正しくとも「歴史の修正主義」とみなされ、無視されて採用されない。戦勝国である欧米人は敗戦国日本の論理は決して認めない。それを欧米人が面と向かっては言えないものだから、国籍不明な国連の委員会に言わせているのである。一見公平な機関のように見えるファジーな国連を使って「修正主義」に対する戦争を仕掛けている。そして「日本は悪」の論理を振りかざすシナと韓国は、彼らの味方なのだ。
これが国連の本質である。決して公平な機関ではないのである。欧米人の心の中には、先の戦争で日本によって全ての植民地を解放させられた恨みがまだ強く残っている。人種偏見は決してなくなっていない。それはイスラム教徒に対する欧米人の対応を見れば良く分かる。だから、我が日本としては、日本側の言い分を無視するのなら、国連に対する資金援助を堂々と全てカットするくらいの力強い対応が必要であると私は考えている。
我々も反撃する必要があるのだ!

北面武士

 


 

ジョン・F・ケネディ生誕100周年

米国の43代大統領のジョン・F・ケネディ(John Fitzgerald Kennedy)氏が生誕して29日で百年を迎える。今、米国各地で回顧展などが開催されているが、この混迷の中の世界にあって改めてケネディという偉大な政治家を顧みる価値がありそうだ

John_F__Kennedy,_White_House_photo_portrait,
John_F__Kennedy,_White_House_photo_portrait,

ケネディが大統領に就任したのは、軍人のアイゼンハワー大統領の後を受けてのことであった。史上最年少の43歳で大統領になっただけに、新しい時代を切り開てくれるだろうとの期待が世界中にわき起こった。
特に同氏の演説は、英語にリズムもあって秀逸であり、当時まだ中学生だった私は、本屋で演説集を買って読みふけったものだ。
おそらくは、ケネディの演説集ほど日本の学生に愛読された大統領の演説はその後も出ていないのではないだろうか。

ソ連の貨物船の上空を偵察飛行するアメリカ軍のロッキードP-2 ネプチューン(Neptune)
ソ連の貨物船の上空を偵察飛行するアメリカ軍のロッキードP-2 ネプチューン(Neptune)

ケネディの政治家としての決断は、キューバ危機において極まったと言える。当時は米ソの超大国による冷戦時代だったが、ソ連がキューバに核ミサイル基地を建設していることが発覚。これに対し米国がカリブ海を海上封鎖したため、一時は両国の全面核戦争の危機にまで発展した。
私の知る米国人もこの時は死を覚悟したと、その後話していた。それほど危機的な状況だったのだろう。いずれにせよ、当時のフルシチョフ、ソ連首相の決断でミサイルは撤去され、事なきに至った。

President Trump signing
President Trump signing

今日、あまり思慮のありそうにないトランプ大統領のもとで同じような危機的状況が起きたとしたらどうだろう…考えただけでゾッとする。

 

 

 

北面武士



「世界一の親日国」台湾で最も愛されている八田與一とは

戦前の台湾における土木技術者、八田與一の銅像の首が心ない人間によって切られたことで、改めてこの人物に脚光が浴びされることになった。だが「世界一の親日国」とも言える台湾で最も愛されている八田與一とはいかなる人物なのか

八田與一の銅像 台湾台南市烏山頭ダム) User: Ellery
八田與一の銅像 台湾台南市烏山頭ダム) User: Ellery

 

八田與一(はったよいち)は、明治の終わりから昭和の初めにかけて台湾の農業水利事業などに尽力した人物です。特に昭和五年に彼が完成させた烏山頭ダムは、当時東洋一の規模を誇りました。このダムによって完成されたのが灌漑システムの「嘉南大しゅう」で、水不足に苦しんでいた台湾南西部の人々を救ったのです。
嘉南平野は15万ヘクタールの広さを擁していますが、それが豊かな穀倉地帯へと一変しました。その結果、台湾は農産物で稼いだ外貨で工業化を成し遂げ、戦後の経済成長につながるのです。
ですから、かの李登輝元総統も八田氏を「台湾の大恩人」と称しているのです。八田氏の銅像はダム完成の翌年に地元の人々の手で完成されたものです。この銅像は、戦後のシナ本土から逃れてきた国民党政権が、日本人の銅像をほとんど撤去する中で、地元の人々が銅像を隠して守り抜きました。圧政が去った後に元の烏山頭ダムのほとりに戻されました。そうした歴史のあるいわくつきの銅像なのです。

北面武士



ロシアゲート

トランプ大統領への疑惑追及の米国マスコミサイドの命名が、「ロシアゲート」になったようだ

The United States Capitol
The United States Capitol

この名前はニクソン大統領が辞任する発端となったウォーターゲート事件を引き合いにしていることは明らか。何しろトランプ大統領は、就任早々からマスコミを敵視していたため、今は各種の媒体が大喜びで疑惑追及の狼煙を上げている。これもどうかと思うが、今週のニュースウィークなどは早くも「トランプの陰謀」と題する特集号をくんでいる。
 何の因果か知らないけど、これでトランプ政権が大きくつまずくことは間違いない。マスコミはよく「第4権力」と言われるが、民主主義国家にあっては権力者はゆめゆめマスコミを軽視してはならないのである。やはり、その点トランプ氏は、「政治の素人」の本質を露呈したと言うべきか…そういえば、私が大平内閣でつかえた田中六助官房長官の政務秘書官をしていた時代のさまざまな苦労話を思い出した。
 田中六助官房長官は新聞記者出身の政治家で派閥内では「切れ者」として通っていたが、官房長官のような役職はもちろん初めて。慎重に発言すべき場でも、つい口が滑ってしまうことが度々あった。
それを役所から来ている秘書官たちが必死で訂正していた。また、週刊誌などには、各種のスキャンダルが面白おかしく書かれ、私たちは対応にてんてこ舞いであった。マスコミの無責任さはさることながら、それが一旦活字になると、真実の響きを得て一人歩きしてしまう。これが怖いのだ。
マスコミを軽視するととんでもないしっぺ返しを食らう。「第4権力」と言われる所以である。

北面武士

 


 

止まらない北朝鮮の挑発

朝鮮の軍事的な挑発行為が止まらない

今月21日にも、弾道ミサイルを日本海に向けて発射した。同国の挑発を抑止すべく空母を展開している米国の圧力をあざ笑うかのような行動である。同国は何処へ行こうとするのだろうか→米国政府高官に「ファット、クレイジー、ボーイ」と呼ばれている北朝鮮の指導者、金正恩はまさに「クレイジー」なのであろう。
そう思わせるほど、最近の軍事挑発行為は常軌を逸している。同国の弾道ミサイルの発射は今月の14日に続いて二度目だ。何を恐れているのか、何を目的としているのか、意図が判然としないのはなんとも不気味である。相手はミサイルである。万が一、暴発したらどうするのか。度重なる発射実験でも何回も失敗している。もしも、ミサイルの性能を向上させて米国本土への到達を目的としているのであれば、米国政府はそれを許さないだろうし、その前に必ずや攻撃するであろう。同国政府は座して死を待つようなまねは絶対にしないからである。

 現在のミサイルの発射を許していることは、それが米国への直接的な脅威にまでなっていないと判断しているからに他ならない。しかし、いつレッドラインを越えたと判断するか。北朝鮮のクレイジーボーイは危険な賭けに出ている。

北面武士



ハルマゲドン

イラン大統領選挙の穏健派勝利で危機的情勢はひとまず回避されたか

ハンス・メムリンク 最後の審判
ハンス・メムリンク 最後の審判
ハンス・メムリンク ヨハネの黙示録
ハンス・メムリンク(Hans Memling)

聖書の黙示録(ヨハネの黙示録Apocalypsis Iōannis)によると、この世の終わりに起きる最終戦争とも言うべきハルマゲドンは、イスラエルのメギドの丘で争われるという。その主役はノストラダムスの予言によれば、イスラエルとイラン、それに米露中の3大国である。
 果たして予言が実現するかは別として、世界情勢が予言の言う通りに動いていることは不気味と言えよう。その意味で私は今回のイランの大統領選挙には特別に注目していた。保守強硬派のライシ氏が選出されて、穏健派のロウハニ大統領が敗れた場合は、同国は再び中近東の不安定要因になるだろうと心配していたのだ。
だが、幸いにしてロウハニ大統領が再選された。これで当面の危機は回避されたと言えるだろう。今回の選挙の争点は、欧米との核合意の評価と今後の経済政策であった。ロウハニ大統領は、合意の遵守と国際社会との対話の重要性を説き、それでこそ経済情勢が好転すると説いた。この現実路線が国民の過半数の支持を受ける基盤となった。やはり保守強硬派の路線は危険だと、イラン国民が認識したためである。
もっとも、今後の政権運営にはまだまだ厳しいものがあるようだ。同国の動向には依然として目が離せない。

北面武士



反トランプ市民運動の牙城と化したニューヨ​ーク

ニューヨークは、私が少年時代の昭和30年代前半に住んでいた大都市である。もっとも、当時は外務省の役人をしていた父親の家族の一員として滞在していたのだが。
そのニューヨーク市が、今や反トランプ市民運動の中心地となっているという。ここが同国の政治的な地殻変動を呼び起こす予感がする

King of Hearts/ Wikimedia Commons /CC-BY-SA-3.0
King of Hearts/ Wikimedia Commons /CC-BY-SA-3.0

ニューヨークは、人種のるつぼと言われる米国の中でも、特に世界中の人々が集まっており、それだけに思想的にも政治的にも、革新色の強い街である。3、4年前には資本主義のメッカとも言えるウォール街に対する反対の市民運動のデモが、同市を中心に全米各地で展開されたことは記憶に新しい。つまり、市民によるデモ行動は一端火が点くと燃え広がりやすいのだ。ましてや、国民の半数は大統領選挙でトランプ氏ではなく、クリントン女史を支持しており潜在的な反トランプ派である。
 大統領就任以来、国論を分裂させるような極端な数々の政策を展開してきたトランプ大統領であるが、同氏のロシアコネクションを巡る疑惑の進展に、今後ますます市民のデモ行動は激しさを増すだろう。デモ行動には、各地から指導者クラスの人間が参加しているとの情報もあり、今後の進展次第ではトランプ政権の打倒の核となるかもしれない。要注目だ。

 

北面武士



トランプ政権に暗雲

ドナルド・J・トランプ米大統領
President-elect Donald Trump walks to take his seat for the inaugural swearing-in ceremony at the U.S. Capitol in Washington, D.C., Friday, January 20, 2017. (Official White House Photo by Shealah Craighead)

発足後まだ半年にも満たないトランプ政権だが、早くも暗雲が立ち始めた。FBIのコミー長官の首切りに端を発したことが、米国司法省による特別検察官の選任へ至ったわけだ。捜査の進展次第では、ニクソン大統領の二の舞になりかねない

コミー長官の解任は、捜査の進展を嫌ったトランプ大統領の指示によるものだが、欧米のメディアは逆に議会の特別委員会の設置になるのではと、「第二のウォーターゲート事件となる」など、早くも書き立てている。米司法省が、モラー元FBI長官を中立的な立場の特別検察官に任命したことは、政治と司法権の分立を鮮明したもので「法の支配」を貫く民主主義国家の原則を示したものだ。裁判所や検察官が政権の意向に沿って動く「情治主義国家」韓国との差は歴然としている。

ワシントンDCのFBI本部
ワシントンDCのFBI本部

しかし、コミー長官側の動きにも私は疑問を持っている。というのは、同氏は大統領選挙の投票日直前にクリントン女史のメール問題で捜査を再開すると発表した経緯があるからだ。
その当時、「この捜査は明らかに選挙妨害ではないか」と思ったものである。たとえば日本であれば、このような投票日直前の事態は絶対発生しないだろう。その結果、クリントン女史の評判が急落してトランプ大統領の誕生となった。コミー長官の発表当時、トランプ氏は「彼はガッツがある」と大いに評価していた。今回もそのガッツを発揮したのか。トランプ政権のロシア・コネクションに捜査の手を伸ばした途端に首切りとなった。
果たしてウォーターゲート事件の再来となるのかは今後の捜査の進展次第であるが、内外共になにかと話題多き人物ではある。

北面武士



中曽根元総理白寿の決意

今月27日に99歳の白寿を迎える中曽根元首相が、憲法論をまとめた著者、「国民憲法制定への道」を近く出版するとのこと。同氏の壮健を祝うと同時に、人生の使命を最後まで貫こうと決意している人間として、私もかくありたいと願う

中曽根元総理とレーガン米合衆国大統領
中曽根元総理とレーガン米合衆国大統領

中曽根総理は、私の「オヤジ」であった田中六助代議士が、病気を押してまで自民党幹事長として仕えた人間である。糖尿病を患い、視力が極端に衰えてもなお、入院することなく幹事長の激務を続けようとする同氏にその理由を尋ねた時、「俺は特攻隊に四度出撃した。本当はあの時点で命は終わっている。その後は、神からもらった余呉の人生だ」と、その心境を語ってくれたことがある。田中先生は、そう言って政務を続け、最後まで盟友の中曽根総理のために尽くした。その後病状が悪化したため入院して、幹事長の職のまま死去した。
私は、葬儀の式典で海軍の戦友らが棺桶に旭日の軍艦旗をかぶせるのを見ながら、「オヤジは壮絶な戦死を遂げたな」と感慨にふけったものだ。葬儀の席上で中曽根総理は、「時折病院に電話して様子を伺ったが、電話する度に声が弱々しくなるのが悲しかった」と語っていたことが印象に残っている。男の友情とは、命を賭けた切なくも尊いものだ

 

北面武士



習近平の今後?

シナの主席の習近平は、果たしてすんなりと後継者を選任するのか、それとも自己の独裁体制を確立して主席の座に居座り続けるのか

習近平と李克強
習近平と李克強

毛沢東の再来を目指して独裁者たらんと志す習主席だが、まだ前途は多難のようだ。
それも前任主席の江沢民と胡錦濤がまだ健在だからだ。この二人は、何らかの形でシナ政界内で自己の権力を維持すべく闇闘している。特にまだ若い胡錦濤は、習主席の後継として、自己の派閥の共青団派に所属する胡春華広東省党委員会書記を押し上げようと画策している。
先日は、習主席が広東省の党と政府の活動ぶりをわざわざ評価し、「社会主義現代化建設の前列で走ることを期待する」と発言している。自分の子飼いでもない胡春華同委員会書記を特別扱いして評価した点で、識者たちは親分の胡錦濤氏の影を感じ取っている訳だが、いずれにせよまだまだ闇闘は続きそうだ。毛沢東を賛美した「東方紅」の自分バージョンの歌を作らせたり、自己を部下たちに「核心」と呼んで賛美させようとしたり、あの手この手の方策を尽くしている習近平だが、まだまだ毛沢東までは行きそうにない。

北面武士