頭部を切断して別人の体に移植する頭移植手術(脊髄性筋委縮症 SMA)

患者の頭部を切断して、健全な人間の体部に接合する。こんなSFじみた驚愕の医療技術が、ニューズウィーク誌に紹介されている

イタリアの神経外科医セルジオ・カナベーロ氏 From i4.mirror.co.uk

イタリアの神経外科医セルジオ・カナベーロ氏 From i4.mirror.co.uk

しかも、この「頭部移植」を成功させることができると宣言する医師までいるというから驚きだ。

確かに医療技術は日進月歩している。でも果たしてそんなことが可能なのか?また、許されるのであろうか?

もちろん、そうした医療を実際に実施するためには、それなりの技術を持った医師の存在が必要である。

それが可能だと宣言する医師が、イタリアの神経外科医のセルジオ・カナベーロ氏だ。
彼によれば、患者の頭部を切り離してドナーの体に移植するという。手術では、頭部と胴体の脊髄や血管、筋肉の全てをつなぐ。

新しい体を得た患者は回復するまで約1ヶ月、投薬で昏睡状態に置かれる。同医師によると、順調に行けば患者はいずれ歩けるようになるという。

これが事実だとすれば、事故で下半身が動かなくなった患者などには朗報の可能性はある。

しかし、ドナーの頭部が果たして死んでいるのか、など問題も多いようだ。

犯罪になるのではないか?という疑念もある。

まぁこうした「驚愕の医療技術」は、当分は成り行きを見極めた方が良さそうだ。

                 
北面武士

※脊髄性筋委縮症(spinal muscular atrophy:SMA)
主に脊髄前角の運動神経細胞が変性して、全身の筋力低下と筋萎縮が徐々に進行する運動ニューロン(神経)病。
運動ニューロン病として、上位運動ニューロン障害(錐体路障害)と下位運動ニューロン障害(脊髄前角細胞以下の運動神経の障害)、ともに出現する筋萎縮性側索硬化症が有名だが、下位運動ニューロンだけが障害されるのが脊髄性(進行性)筋萎縮症。