革命世代を総括する

産経新聞社が面白い本を出版している。
題して「さらば革命的世代」(産経NF文庫、800円)

総括せよ! さらば革命的世代-50年前、キャンパスで何があったか (産経NF文庫)

この本は、私たちが大学生だった昭和40年代前半、安田講堂事件などをピークとした全共闘世代を産経新聞大阪本社が10年前に連載した記事に加筆修正して文庫本化したものである。

この本に私が興味を持ったのは、私自身がこの時期に大学生時代を過ごしたという面があるほか、この時代を客観的に論じた書籍が非常に少ないという事情もあるからだ。

この本の冒頭でも書いているが、なぜかこの時代を「我が物顔」に支配していたいわゆる「過激派」の左翼諸君がその後、全く「沈黙」してしまった。

当時の左翼運動のアンチとして勃興した私たち「民族派」の学生運動のOBたちの方がその後、よっぽど頑張っているのである。

なぜこのような事態になっているのか?やはりこの本が言うように彼らが「総括」していないからであろうか。

私もこの本を読みながら考えたいと思っている。

        
北面武士