満州馬賊とホース・ソルジャー

戦前の満州には、清朝の衰退に伴い治安が悪化した地域で馬賊と称する騎馬にまたがって活躍する自衛集団がいた。中には日本人の小日向白朗(こひなたはくろう)のように単身でシナに渡り、捕虜から「シナ全土の馬族」の総頭目にまで上り詰めたような偉大な人物も出ている。

満州馬賊

満州馬賊

その馬賊ではないだろうが、9・11事件直後のアフガニスタンで馬に乗って戦った米陸軍特殊部隊(グリーンベレー)の活躍を描いた実話の映画があるというので早速、中島君と一緒に見に行ってきた。

Theatrical release poster From Wikipedia, the free encyclopedia

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題名はそのものズバリの「ホース・ソルジャー(原題:12 Strong)」。

当時のアフガニスタン北部地域には、ニューヨークでの9・11テロ事件を引き起こした張本人、ビン・ラディンと彼が支援しているタリバンがさらなるテロを計画する拠点があった。

米軍としても、この拠点を叩く必要があった。そこで、テロ事件直後の最初の反撃として、タリバンの拠点を叩く任務が与えられたのが、12人のグリーンベレーのチームだった。

主戦場はアフガニスタンの山岳地帯とあって移動手段は馬しかない。しかも、雪が降る11月半ばまでに任務を完遂する必要があった。

任務完了までの期間はわずか3週間。

つまり、極めて悪条件での任務を命じられたわけだ。
一行は北部地域の反タリバン軍閥の一つと手を組んで、タリバンの拠点であるマザリシャリフを制圧する戦闘に向かう。

従来の米軍の戦争映画と違って、現地の民族の姿も丹念に描いたなかなか優れた作品である。しかも、撮影にドローンなども使ったとあって迫力は満点。多くのロケット弾の発射もあり、なかなか見応えのある映画だった。

               
北面武士