二回目の米朝会談は不発に終わる

米朝首脳会談は不発に終わったが、協議継続に期待

The official logo of the DPRK-USA Summit in Vietnam 首脳会談の公式ロゴ

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予想されたことではあったが、事前の両首脳のハシャギ具合に世界が翻弄された形だ。

だが、現実はそんなに甘くはなかった。

会談が失敗に終わって見えてきたのは、双方の期待感の食い違いだった。

一方的な「制裁解除」前提の金正恩氏と、自分なら北朝鮮を「ディール(交渉)」で非核化に追い込めるとのトランプ大統領の見込み違いの差だったのだろう。

だとすれば、双方共に「甘い判断」をしていたことになる。何なんだという感じを拭いきれない。

北朝鮮は、相変わらず「核計画の維持」を示した。それはそうだろう。

北朝鮮の共産主義体制の維持を保証する唯一の策が核計画なわけだから、これを簡単に放棄するわけがない。

つまり、トランプ政権のアプローチが、これまでも過去の米政府が行ってきたことと同じだったわけで、単なる経済的な誘因策では、北朝鮮の核開発を止めることはできないということである。

このジレンマをどう打開するのか?トランプ大統領の知恵に期待する以外にない…

       
北面武士