イスラエルとイランが「ミサイル応酬」

ゴラン高原 ドルーズ派住民の入植村の遠景

ゴラン高原 ドルーズ派住民の入植村の遠景

トランプ大統領が、イランとの核合意を離脱したことで、イスラエルとイランとの軍事衝突が頻発している。世界では、この軍事衝突が本格的な戦争に発展しないか、危惧する見方が広まっている

アル・クナイティラ施政区域 ゴラン高原

アル・クナイティラ施政区域 ゴラン高原

このほど、シリアに展開するイランの革命防衛隊は、ゴラン高原のイスラエル軍拠点をロケット弾で攻撃した。

この数ヶ月間、イスラエルはシリア国内のイランの軍事拠点への攻撃を続けてきたが、今回初めてイラン側が反撃した形だ。

最近の対立激化の一因となったのは、やはりトランプ大統領のイラン核合意からの離脱発表である。

イラン側にしてみれば、アメリカの離脱により、イスラエルと軍事衝突をしても失うものは少なくなったと感じ、攻撃に出たと言えそうだ。

イラン国内の反米強硬派は、トランプ大統領の決定に反発しており、「欧州など他の合意締結国も合意を継続しないようなら、イランは核開発を再開する」と宣言している。

せっかくの和平プロセスが、トランプ大統領の軽率な決断により、だいなしになりそうだ。

               
北面武士