米韓合同軍事演習の中止決定に批判続出

先にトランプ大統領は、米韓合同軍事演習の中止を発表したが、最近は保守系メディアや与党の共和党議員などから批判が続出している

イメージ アメリカ海兵隊演習風景 U.S. Marine Corps
イメージ アメリカ海兵隊演習風景 U.S. Marine Corps

トランプ大統領の合同軍事演習中止の理由は、「費用が膨大で、北朝鮮に対して挑発的だ」というもの。

しかし、最近は米国内で「民主的価値観を共有する同盟諸国を、コスト判断で見捨てる行為だ」という批判の声が出ている。

これは保守系メディアや議員の立場からすれば、ある意味当然の議論だろう。

米韓両国は大統領発言を受けて8月に行われる予定だった米韓合同指揮所演習の「ウルチ・フリーダム・ガーディアン」を中止すると発表している。

保守系メディアなどの懸念は、このまま演習の中止が長期化すれば、朝鮮半島有事の際の米韓の即応態勢に重大な支障が生じかねないということだ。

特に米紙ウォールストリートジャーナルは、「トランプ氏が朝鮮半島での挑発を無くしたいのなら、金正恩委員長に南北軍事境界線に配置されている北朝鮮軍砲兵部隊を、ソウルが射程に入らない場所まで後退させるよう頼んではどうか」と、痛烈に批判している。

また共和党の重鎮のマケイン上院軍事委員長は、声明でトランプ氏は「シナと北朝鮮の政治宣伝をオウム返しに述べて、米国と同盟国の安全を損ねている」と非難している。

左右両派から批判を浴びているトランプ大統領だが、かくなる上は、何とかこのアホな大統領を更迭する以外に道はないのだろう・・・

              
北面武士

明治維新150年「肥前さが、幕末維新博覧会」

今年は、明治維新150年に当たる。ということで、佐賀市は今、「肥前さが、幕末維新博覧会」を開催している。佐賀城を中心とした市内各地にさまざまな展示物を置いたり、開いたりしている

肥前さが、幕末維新博覧会
肥前さが、幕末維新博覧会

中でも圧巻なのが、「佐賀七賢人」を始めとする明治維新期に活躍した人物の銅像群である。

この銅像群は佐賀駅から南に伸びているメインストリートを中心に左右の歩道に点々と数体ずつ置かれており、散策しながら佐賀の偉人に巡り会うことができる趣向となっている。

銅像の数は35体。佐賀藩の第10代藩主、鍋島直正公を始めとする銅像が、いずれも台座に乗っていないため、人々が同じ目線で銅像を眺めることができるのが楽しい。

佐賀七賢人銅像群
佐賀七賢人銅像群

銅像は政治家ばかりではなく、社会教育家、実業家、建築家、障害児や福祉分野の先駆者など多彩である。

女性も2人選ばれている。もちろん、早稲田大学の創立者である大隈重信公の銅像もあるが、若い侍姿の大隈公であるのが何ともユニークだ。

皆さんも佐賀市に来る機会があったら、一度この銅像群のあるメインストリートを散策してみてはいかがだろうか。

タイムスリップした気分になるかも…

              
北面武士

※佐賀七賢人
鍋島直正(閑叟)
佐賀鍋島藩第十代藩主。開明政策を採用し、天保5年(1834年)に佐賀城下に医学館(好生館)を開設。嘉永3年日本初の実用反射炉を造り上げ鉄製大砲を鋳造した意義は大きい。アームストロング砲から西洋式大砲・鉄砲から蒸気機関や蒸気船までも自藩製造での奇跡の成功を成しえた。

副島種臣
明治2年に参議。明治4年に外務卿。明治25年に内務大臣を歴任。

大木喬任
明治元年に東京府知事。明治4年に初代文部卿。明治6年に参議兼司法卿。明治13年に元老院議長を歴任。

江藤新平
明治5年に司法卿。明治6年に参議。明治7年、佐賀の乱で敗れ刑死。「維新の十傑」の一人にも挙げられている。

大隈重信
明治3年に参議。明治6年に参議兼大蔵卿。明治15年、下野し立憲改進党結成。同年に東京専門学校(現早稲田大学)を開校。明治21年に外務大臣。明治31年に内閣総理大臣(第1次大隈内閣)。大正3年に二度目の内閣総理大臣(第2次大隈内閣)。

佐野常民
安政2年(1822年)に日本初の蒸気機関車模型を完成させる。明治10年に大給恒らと博愛社を創設。明治13年に大蔵卿。明治20年に博愛社を日本赤十字社と改める。

島義勇
安政3年(1856年)~安政4年に北海道と樺太を探検・調査。明治2年に北海道開拓使主席判官。明治3年に明治天皇の侍従。明治4年に秋田県令。明治7年に佐賀の乱で敗れ刑死。

※プラスワン
枝吉神陽
。副島種臣は実弟。嘉永3年(1850年)明治維新に大きな影響を与えた人材を多数輩出した「義祭同盟」を結成し、尊王運動を展開。水戸の藤田東湖と並び「東西の二傑」と称された。

日本、コロンビア破る金星 サッカーW杯好発進

日本対コロンビア戦は開始3分で、コロンビア選手が反則で退場するという波乱の幕開けだった。直後に香川真司がFKで得点をあげた。しかし同点に追いつかれ、後半に大迫勇也がヘディングで加点し勝ち星3点をあげた。アジア勢で南米勢に勝利したのは史上初の快挙である

flag of Colombia, football federation
flag of Colombia, football federation

いやぁ、昨晩の対コロンビア戦のサッカーの試合は面白かった。私は、せいぜい1-1で引き分けだろうと思っていた。

やはり南米のチームは強いから過度の期待はしていなかった。
ところが、蓋を開けて見たら2-1の勝利だ。想定外の大健闘である!

西野朗監督の采配ぶりもさることながら、日本の選手団が一丸となって難敵に立ち向かったのが、勝利に結びついた要因と確信する。

ワールドカップでは、アジアのチームが、南米のチームに勝ったのは初めてのことである。それだけに南米は欧州以上にサッカーが盛んであるし、まだまだサッカーの後進地域であるアジアのチームが勝つまでの壁は厚いものがあった。

しかし、昨晩の日本チームの健闘ぶりを見ても、その壁は確実に薄くなっている。それだけに、日本選手が多数欧州のチームでプレーするようになって技術や体力を身に付けてきたことの結晶と考えていいだろう。

特に今回の試合では、香川真司(ボルシア・ドルトムント)のPKの様子、それに大迫勇也(ヴェルダー・ブレーメン)のヘッディングにそれが如実に現れていた。絶えざる技術の練磨が、ここ一番での成果を呼び寄せた。

いずれにせよ西野ジャパンの皆さん、勝利おめでとう!

全国民に喜びを届けてくれたことに心から感謝します。

              
北面武士

ゆすり、たかり文化の韓国人らしい憶測

米朝首脳会談後、北朝鮮国営メディアが「拉致問題は解決ずみ」といったふざけた論評を流す中、韓国の方では日本が巨額の「戦後賠償」をするとの観測が流されている

金ゆすり・文たかりの朝鮮漫才コンビ 春美のブログより
金ゆすり・文たかりの朝鮮漫才コンビ 春美のブログより

このような観測が、あるいは意図的に流されているのかは不明だが、いずれにせよ韓国サイドは「北朝鮮に対する経済援助を韓国だけでするのは嫌だ」といった空気を反映したものだろう。

ゆすり、たかりを基本精神とする韓国人特有の理屈に基づくものたが、今回ばかりは「拉致被害者が帰って来なければ一円たりとも金はやらない」との基本線を崩してはならない

このほど、「日朝交渉が実現すれば、北朝鮮が日本に請求できる補償額は200億ドル(2兆2130億円)」と勝手に試算したのは、サムスン証券リサーチセンターの北朝鮮投資戦略チームだ。

日本は、北朝鮮と戦争したことはないし、戦前の日本の莫大な経済援助、経済投資で潤って来たのは、北朝鮮なわけだから、日本が補償するというのもおかしな話だが、そんな正論ばかり言っていたのでは先に進めない。

日本政府としてもある程度の補償は考えていると思われる。

ただし、それはあくまでも拉致被害者が帰って来た場合の話だ。
帰って来なければビタ一文も払ってはならない。
これも当然のことである。

              
北面武士

「米韓演習の中止と在韓米軍の撤収」はトランプ大統領から

米朝首脳会談で、トランプ大統領は「米韓演習の中止と在韓米軍の撤収」に言及したが、これはトランプ大統領側から提案したものであることが明らかになった

米韓軍事演習2017
米韓軍事演習2017

同大統領は、15日のホワイトハウスでの記者会見の中で、記者団の質問に答え、米朝首脳会談で非核化に関する共同声明に署名したことで「問題の大部分が解決した」と述べた。

さらに北朝鮮が求める米韓合同演習の中止に関しては、トランプ大統領側から金正恩委員長に提案したことを明らかにした。

その際、この合同軍事演習について「大統領に就任した時から大嫌いだった」と明らかにした。

さらにこの演習は米朝の交渉の支障となり、巨額の経費がかかることから中止するつもりだと説明した。

日本政府としては、北朝鮮側の誠実な対応があれば、そうした方向での動きがあると見ている。

まぁあくまでも北朝鮮側の動き次第ということになるだろう。

それでも、日本としても無関係ではいられない。我々も警戒感を持って見守って行こう。

              
北面武士

サッカーW杯ロシア大会・日本チームは低評価の予想を覆せるか

いよいよ待ちに待ったサッカーW杯ロシア大会が始まった。気になるところは日本チームの活躍であるが、世界の日本チームに対する前評判は残念ながら決して高くない

初戦の会場モルドヴィア・アリーナ From Wikimedia Commons, the free media repository
初戦の会場モルドヴィア・アリーナ From Wikimedia Commons, the free media repository

予想の専門家であるブックメーカー(賭け屋)が、各国の戦力をシビアに見極めて設定するオッズ(倍率)から見ても日本チームの力はさほど高く評価されていないことが良くわかる。

W杯ロシア大会が始まった14日時点でのブックメーカー大手の「ウィリアム・ヒル」が設定した優勝国予想の一番人気のブラジルの五倍に対して、日本は251倍である。

これは出場32ヶ国の中でも「初出場」のアイスランドと並ぶ23位タイ。

6大会連続出場の日本チームは何とも低く見られたものだが、それでも最近の日本チームの低迷状況を見れば仕方ないことかもしれない。

日本と同じ一次リーグH組のライバルとなるコロンビアは11位の34倍、ポーランドは12位タイの51倍、セネガルは17位タイの151倍となっている。

まぁ予想屋の前評判なわけだから、あまり気にする必要はない。むしろ、こうした前評判をバネに大いにブックメーカーの鼻をあかしてやろうではないか!!

ガンバレ西野ジャパン。国民がついているぞ。

              
北面武士

中東の火薬庫 イスラエルとイラン直接戦争のリスク

中東では1980年代以降、クーデターや革命、外部からの侵攻、代理戦争のような紛争はあっても、主要国が直接対決する戦争は起きて来なかった。しかし、今はシリアを舞台にイスラエルイランが直接対決する戦争のリスクが高まっている

イスラエル国旗
イスラエル国旗
イラン・イスラム共和国国旗
イラン・イスラム共和国国旗

戦争勃発か

 

イスラエルのリーバーマン国防相は、イランが設けようとする拠点はことごとく破壊すると語る。

これに対し、イラン革命防衛隊のサラミ副司令官は、イスラエルに向けて10万発のミサイルを発射する準備が整っていると恫喝する。

問題は、火消し役の不存在である。イスラエルは「米国の関与があまりにも小さい」と批判している。

米国が、同盟国のイスラエルの安全を保障する和解をとりまとめることができない現状では、「我が国の利益を武力で示す以外にない」というわけだ。

しかも、米国のトランプ大統領は、一方的に核合意からの脱退を宣言してしまった。

もし国際社会が核合意を履行できないならば、イランは核開発を再開すると警告を発している。

中東の火薬庫は、まさに暴発寸前なのだ。

              
北面武士

拉致被害者帰国へ取り組みを強く求める!!

米朝首脳会談の日本側の最大の関心事であった拉致被害者問題に関し、ようやく動きが出てきた

北朝鮮による拉致被害者救出運動ブルーリボンバッジ
北朝鮮による拉致被害者救出運動ブルーリボンバッジ

首脳会談で、金正恩委員長がトランプ大統領に対して「安倍首相と会ってもいい、(対話の窓は)オープンだ」と話していたことが伝えられたためだ。「オープンだ」とは「開いているよ」ぐらいの意味だろう。

でもそれはそうだろう。トランプ大統領からは、金は出て来ない。出て来るとしたら日本の安倍首相と、韓国の文大統領以外にはないからだ。

日本政府は、これを受けて日朝首脳会談の本格調整に入った。日本にとっての「本番」は、これからである。

トランプ大統領は、会談後に安倍首相と電話で「今後は北朝鮮の非核化と同時に拉致問題の交渉も進めていかねばならない。日本もビッグプレイヤーとして関わって欲しい」と述べたという。

またトランプ大統領は金正恩委員長に「本格的な経済支援を受けたいならば、日本と協議するしかない」と述べ、「安倍首相は拉致問題を解決しない限り支援には応じない」と日本のスタンスをきっちり伝えてくれたようだ

この点は、トランプ大統領に拍手を送りたい。

問題は北朝鮮側の今後の対応である。

国民の期待もある。

安倍首相、ガンバレ!

              
北面武士

日本がW杯前最後の強化試合で西野J初白星

ロシアサッカー・ワールドカップの最後の親善試合で、ようやく日本チームは勝利を決めた

2018 FIFAワールドカップ ロシア
2018 FIFAワールドカップ ロシア

私は昨日も夜10時からテレビの前にかじりついていた。西野監督の采配ぶりと、日本チームの仕上がり具合が気になっていたからだ。

今回は、調子がいまいちの本田圭佑(パチューカ)に代わって香川真司(ドルトムント)が入ると聞いていたので、私もある程度は期待していた。

その香川が、攻守にわたって実に切れのあるいい動きをしていた。試合結果も4-2とまずまず。チーム全体にとっても、本番前の良い準備になったことだろう。

収穫は香川と乾貴士(ベティス)が得点を上げたこと。私もようやくホッとしたし、これまで感じていたモヤモヤが吹っ切れた。

これは、この試合を観戦していた国民の皆さんが感じたことだろう。チームの雰囲気もかなり燃え上がっていることは、普段は黒髪の長友佑都(ガラタサライ)選手がこの日は「金髪」に変身していたことでも十分に分かった。

ありがとう香川と、お礼を言いたいが、あと本番までわずか。

ガンバレ西野ジャパン!

              
北面武士

空虚な歴史的政治ショーに終わった米朝首脳会談

米朝首脳の政治ショーは終わった。
鳴り物入りで始まったトランプ大統領金正恩委員長との会談は終わったが、果たしてこの会談は一体なんだったのだろうか?

シンガポールのチャンギ空港に到着した金正恩国務委員長 朝鮮中央日報
シンガポールのチャンギ空港に到着した金正恩国務委員長 朝鮮中央日報

結局は北の非核化の見返りに北朝鮮の体制保証ということだけが約束されたに過ぎない。

要は、トランプ大統領にとっては中間選挙に向けた政治ショーに過ぎず、金正恩委員長にとっても経済復興をしなければ体制の維持ができないため、取り引きに応じたに過ぎない。

会談では、日本サイドが最大の懸案としている拉致被害者の問題については予想された通りゼロ回答だった。

それでも、トランプ大統領としては、会談後のつけは、日本と韓国に支払わせようという構図である。

これでは踏んだり蹴ったりではないか。会談後の拉致被害者の家族の皆さんの落胆ぶりも分かろうというものだ。

その一人、蓮池薫さんは今後、「まさに戦いと言える交渉が待ち受けており、シビアな情勢判断と戦略戦術が必要になる」と話している。まさにその通りだと思う。

北朝鮮は、日本の経済支援をこそ求めているわけで、「拉致被害者の帰国なしにはカネは一円たりとも出さない」とする断固とした日本政府の姿勢が求められる。

安倍首相、ガンバレ!

              
北面武士