現行憲法を考える

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憲法は、「法の中の法、最高法規」

 

 憲法が「最高法規」であることは万国共通であるが、法の中でも特別な位置づけになる。

 その目的は、他のあらゆる法律が「国民をしばる」ものであるのに対して、憲法は「国家権力が暴走しないように歯止めをかけるもの」になっている。

 

 近代国家には必ず憲法があり、憲法は成文法で大部分構成されている。

 例外としてはイギリスの場合は、法典として制定されておらず、不文憲法と呼ばれている。

 

 

占領下に銃剣を突きつけられ、恫喝の中で成立した憲法に正統性など無い!

 自国の憲法学者が研究を重ねて作られたのでなく、外国の素人がイデオロギーを継ぎはぎ細工を作るようにして出来た憲法草案を後生大事に崇めてきた恥ずかしい国である事を理解すべきである。

 

陸戰ノ法規慣例ニ關スル国際条約

 1907(明治40)年に各44国間で調印された改定ハーグ陸戦条約には、第43条「国の権力が事実上占領者の手に移った上は、占領者は絶対的な支障がない限り、占領地の現行法律を尊重して、なるべく公共の秩序及び生活を回復確保する為、施せる一切の手段を尽くさなければならない」と規定してあり、完全に条約違反である。

 

ハーグ陸戦法規が軍政下における永続的立法行為を禁じている・・・

 軍政下の「指令」は占領状態の終了とともに消滅することになっている。

井尻千男・評論家 (産経新聞2006/4/28)

 

 現行憲法は、マッカーサーを代表とする米国を中心とした連合国軍最高司令官総司令部の意思で、非民主主義による手法で日本の主権を完全に無視し、英文の草案を押し付け制定されたコピペ憲法・コラージュ憲法と呼ばれる憲法である。

 米国の占領政策に基づき作られた憲法のどこに日本の主権が存在するのであろうか、主権と一見思えるもののその実態は米国の意思であり、成立過程と意図を見抜けば主権は米国である。

 

 他国が作り他国に押し付けられた憲法を未だに有難がり奉戴する国家に新の独立は無い。

 

 

日本国憲法は、よくいわれるような「平和憲法」でもなければ「不戦憲法」でもない。

 日本を非武装化し、交戦権を剥奪して、一種奇形な国家にとどめ置こうとする当時の連合国の政策意図を、"憲法"という形で固定化した文書に他ならない。
江藤淳慶應義塾大学教授 (日本よ、何処へ行くのか)

 

 

日本人による自主独立の主権により新憲法を制定しない限り真の独立は無い!

 憲法改正は一国の主権が停止されている時期に他国の意思でなされてはならないのである。

具体的に言えば、我が国の現行憲法は帝国憲法第73条の規定によって、一応形式手続き上は正式な事務手順を踏んでいるが、連合国占領軍が武力占領中に圧倒的強大な武力を背景にして、小銃一つ持たない敗戦国日本に強制的な脅迫より、陛下の御名御璽のもと、施行させられたものである。

 しかし終戦時の焦土となった国土が早期に復興を成せたのは、知日派の米国人の協力が大きかった事は事実であり、それを感謝する事、そして日米同盟の益々の強化する事とに矛盾はない。

一見日本の主権の如く見せているだけの見せ掛けの主権であるに過ぎないのであって、平和と民主主義を守るべきものとして作られたという憲法であっても、その制定過程に重大な疑義があれば、新憲法を制定するべきである。

 しかし無念ではあるが現憲法が、唯一の正当憲法であることも事実である。

 一日も早く現憲法第九十六条の改正規定に則って改正を断行せねばならない。

 

平成二十八年皐月 鈴木 誠厳

 

 

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